2015/06/27

ベルギービールのこと

サクソフォン・コングレス参加後は、ベルギーに移動して、7月16日 19:00に在ベルギー日本国大使館の広報文化センターで演奏を行う。演奏会の詳細は後日紹介する予定。

さて、ベルギーと言えば何と言っても多種多様なビールである。その数はマイナーどころも含めれば1000を超えるとも言われ、それぞれが個性を持ち、一つ一つの成り立ちを調べていくと、ビルギービールが実に深い世界であることに驚かされる。前回2012年の訪問時にも、ベルギービールをいくつか味わったのだが、とにかく後悔したのは下調べを全くしていなかったこと。何が美味しくて、何が自分の口に合うのか、何かえいやで注文して飲んだとしても銘柄も系統も覚えられず寂しい思いをしたものだ。

そんなこともあり、帰国後、本を買って少し勉強をした。本で系統を調べては、日本でも手に入るビールを買っては飲み、自分自身が感じる特徴をメモして…ということを数ヶ月にわたって続けた。そのブログが以下である。

http://kuribelgianbeer.blogspot.jp/

この試行を続ける中で、自分の口に合うのは「糖度の高い麦汁」「ブラウンエール」「ボトルコンディション」といったキーワードを持つビールである、ということがわかった。例えばシメイならブルー、ウェストマールならダブル、ということ。なかでもお気に入りは、アシュフ醸造所(デュベルが有名なモルトガット醸造所の傘下)のマック・シュフだ。

ということで、今度のベルギー滞在では、お気に入りの系統を中心に、自身が知らない銘柄のビールをいくつか味わってみようと考えている。演奏だけではなく、そんなところも楽しみにしているのだ。

…とはいえ、何飲んでも美味しいものは美味しいのがビール!つべこべ考えずに味を楽しむのもまた一興!

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