ダニエル・デファイエ Daniel Deffayet氏が、1964年に初来日した際の録音が存在する。この初来日ではリサイタルは行わなかったのだが、音楽大学でマスタークラスを開催するなどしたそうだ。
この際、東洋大学を訪れて吹奏楽団向けにサクソフォンに関するクリニックを開いたというのだが、その録音が残っている。この録音を、栃木県のO様のご厚意によりダビングしていただき、所持している。久々に聴いてみたが、本当に凄いなあ…と改めて感じ入った。無伴奏ではあるが、まるで背後にオーケストラの響きが聴こえてきそうなほどの、一流の演奏である。
G.ビゼー - 「アルルの女」第一組曲より
C.ドビュッシー - ラプソディ(冒頭のみ)
P.ボノー - 「組曲」より第1楽章"即興曲"
J.イベール - コンチェルティーノ・ダ・カメラから第2楽章(緩徐部分)
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