1998年、イタリア・ミラノで開かれたヨーロッパフィギュアスケート選手権で、アイスダンス部門で見事金メダルに輝いたパーシャ・グリシュク&エフゲニー・プラトフのペアの演技。芸術点が凄い。6.0が4つって…。
使用曲はマイケル・ナイマンの「Memorial Requiem」という曲だそうだ。演技とのシンクロ性など聴いていると、そこら辺のオーケストラ曲よりも、ナイマンの曲がフィギュアスケートに合っているのかなあ、などと、素人なりに思ってしまう。バックのナイマン・バンドで咆哮するサクソフォンは、おそらくジョン・ハールだろう。超一流のスポーツと絡むクラシカル・サクソフォンなど、めったに聴けるものではない。貴重な記録である(結局そこかい、という声が聞こえてきそうだが)。
スポーツと絡むサクソフォンというと、他にはあまり思いつかないが…例えば、シドニーオリンピックのシンクロ・デュエット(銀メダル受賞)のBGMでは、栃尾克樹氏のバリトンサクソフォンを聴くことができる。
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