2012/06/02

楽しみなCD

カルテット・スピリタスの次のアルバムの発売日が決定したようだ。

http://www.cafua.com/products/detail662.html

「The Quartet(Cafua CACG-0191)」なるタイトルで、デザンクロ、リヴィエ、リュエフ、シュミットというラインナップ。こういった硬派なプログラムを演奏して形になる団体は、ほんの10数年前までは日本にはわずかしかいなかったように思えるが、今ではこうして多くの団体が見事な演奏を披露することができるようになった。日本のサクソフォン界の発展を目の当たりにしているようで、興奮する。

カルテット・スピリタスのファーストアルバムは、非常にクオリティの高い演奏・楽しいアレンジで楽しめたものの、プログラムが小品中心という意味ではやや不満があった。アレクサンドル・ドワジー氏とのジョイントリサイタルで聴いたデザンクロやシュミットの演奏はすごかったなあ。古典作品が"21世紀風に再構築"されたような感覚を抱いたものだ。

今回のCDは、おそらく当時よりもさらに磨きがかった演奏が聴けるはず!聴くのが楽しみである。

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