2013/08/29

Prof. Frederick Hemke plays "Facade"

フレデリック・ヘムケ博士が、ウィリアム・ウォルトン「ファサード」の演奏に参加している映像だ!!2008年に録画された映像で、ノースウェスタン大学が管理するPickstaigerというサイトで公開されている(このサイト、他にもサクソフォン関連でとっても面白いものがたくさん公開されているので、またご紹介したい)。

J. Lawrie Bloom氏(シカゴ交響楽団クラリネット奏者)を始めとする名手陣…全員ノースウェスタン大学の講師陣のようだ…の中にあって、圧倒的な鳴りと存在感。感動してしまった。シカゴ・プロ・ムジカにおけるロバート・ブラック氏のサクソフォンを思い出した。

http://www.pickstaiger.org/video/excerpts-william-waltons-facade-entertainment-reciter-and-chamber-ensemble

北朝鮮のサクソフォン演奏動画 on YouTube

独奏等ではなく、ポピュラー音楽コンサート(銀河水管弦楽団旧正月音楽会という動画タイトルから推察するに、いわゆるニューイヤーコンサートか?)の一幕ではあるが…。

12'30"くらいから、ヴォーカルの女性と共演するサクソフォン演奏、続いて15'10"くらいからサクソフォン6重奏(AAATTB)の演奏の様子を観ることができる。ポップス作品とはいえ、北朝鮮にサクソフォン演奏の文化(?)があることに驚いた。演奏されている作品は聴いたことがないのだが、"お国モノ"なのだろう。

使用楽器は判らなかったが、時々映るネックに「何かしらの青いロゴがあること」を確認できる。セルマーだろうか。

2013/08/28

参考演奏を探す

「ある曲の参考演奏を探す」時に取る方法は、近年目覚ましく変化した。私がサクソフォンを好きになった頃は、何か気になる曲があればインターネットを使って収録されたCDの情報を手に入れて(だいたいがmckenさんのデータベース)、東京に出てきた時にCD屋さんを回るか、CD屋さんに注文するか、当時出てきたばかりのAmazonを使うか、といったところだった。

当時は回線も細く、レンタルサーバーの容量も限られていたので、あまりネット上に録音を公開している人はいなかったと記憶する。流行り始めのMP3を使ってホームページ上に録音を公開していたプロフェッショナルの奏者が、国内・海外ともちらほら、という感じである。やはり探しだすことのできるレパートリーとしては限定的だった(そういえばGoogleも流行り始めで、gooを利用していたっけな…)。

「ファジイバード・ソナタ」が聴きたくて、須川展也氏の「Fuzzy Bird Sonata(Apollon APCE-5552)」に入っていること、そして廃盤であることを知り、入試の帰りに東京のディスクユニオンで中古を見つけて1200円で購入したり、デファイエカルテットのデザンクロが聴きたくて「サクソフォーンの芸術(東芝EMI)」を探していたところ、たまたま高校の修学旅行先の長崎の場末のCD屋で見つけて購入したり、まあさすがにそれらは極端な例ではあるが、1枚1枚の購入について、手軽さとは程遠い時間と労力が必要だった。

あれから12年。GoogleかYouTubeで"Fuzzy Bird Sonata"と調べれば、世界中の演奏者による「ファジイバード・ソナタ」がいくつも表示される。さらに、Facebookのタイムラインに流れてきた動画を何も考えずに良しとして参考にしてしまう、ということもある。想像だが、今の中高生がサクソフォン音楽をなにか調べようとすれば、まずYouTubeをチェックするのではないかなあ。さすがにデファイエカルテットなど、歴史的録音はあまり見つけられないようだが、当時からしたら考えられない動画などを観ることもできる(「世界の創造」の演奏映像など…)。

そのお手軽さが良いのか悪いのかはわからないが、今も昔も重要な事は、その中から本当に良いものを見つけることなのだろうな。誰もが発信者たりえる時代に、昔に比べて石が圧倒的に大多数を占め、玉を見つけることはままならないが、物怖じせず十分な時間を使っていろいろな演奏を探していくべきなのだと思う。もちろん、インターネット上にとどまらず、ダウンロード配信やCD、あらゆるメディアを探さなければ、本物にはたどり着くことができない可能性が高い。

2013/08/27

Delangle plays Concerto with Chinese Orch. on YouTube

鐘耀光 Yiu-Kwong Chung氏作曲の、アルトサクソフォンと中国伝統楽器によるオーケストラのための協奏曲、「サクソフォン協奏曲第1番」の演奏動画。サクソフォン独奏はクロード・ドゥラングル教授!編成も、そして曲想も、強くナショナリズムを感じさせるものである。この中にあって違和感を感じさせない西洋楽器、というのも凄いな(もちろん演奏者の技量はあると思うけれど)。

2013/08/26

アンブロワーズ・トマ「ハムレット」上演予定

アンブロワーズ・トマが曲をつけた「ハムレット」が、今週末8/31&9/1に上演される。オーケストラにサクソフォンが含まれている作品としては、サクソフォン黎明期の重要な作品のひとつで…と言いながら、実はきちんと聴いたことがないのだが、まさか日本でライヴでの上演機会があるとは夢にも思わなかった。サクソフォンは大石俊太郎さん!クラシックのみならず、ジャズや即興の分野でも活躍する若手サクソフォン奏者のひとりである。

同曲のバレエ組曲版?のスコアをIMSLPから参照することができる(→こちら)。ざっと眺めてみたところ、La Freya(ポルカ)と呼ばれる楽章にて、Saxophone Mib Alto Barytonの指示があり、最初はアルト単独、後半ではバリトンとともに美しい旋律を奏でている譜面を参照することができる。オペラ版であれば、さらにサクソフォンの出番が多いのではないだろうか。

大変残念なことに私は伺えないのだが、サクソフォン、そしてクラシック音楽に興味がある方、ぜひ。

http://www.kanagawa-kenminhall.com/detail?id=7301

2013/08/24

ご案内:雲井雅人サックス四重奏団第11回定期演奏会

さあ、今年も雲カル定演の季節!である。ディヴィッド・マスランカ氏の新作「Songs for the Coming Day」を含むCD発売に先立ってのコンサートとなり、同CDの先行発売も行われるとのこと。今回は、ジャズサクソフォン奏者であり作曲家・編曲家の三木俊雄氏を迎え、委嘱新作「Moon Flower」を含む魅力的なプログラムが展開される。

ちなみに、とある曲用に、曲目解説を提供予定。その作品もとっっっても素敵な作品なので、ぜひ多くの方に聴いていただきたい。

サクソフォン四重奏+ソロサクソフォン、という形態の演奏には興味を持っており、古くはMarilyn Shrude「Evolution V」、最近であればハバネラ四重奏団がルイ・スクラヴィスと共に取り組んだ一連の楽曲(アレクサンドロス・マルケアス「Engrenages」など)が思い浮かぶ。「Ulla in Africa」や「Stepping Out」も演奏される!「Ulla~」はちょっと意外だったが、この演奏(http://www.youtube.com/watch?v=S-34f68stk0)を思い出すなあ。三木氏がソロをとるのかな?ボブ・ミンツァー「Three Pieces」は、四重奏曲とは違うようだが、これも面白そうだ。

【雲井雅人サックス四重奏団第11回定期演奏会~三木俊雄氏を迎えて~】
出演:雲井雅人サックス四重奏団、三木俊雄(sax)
日時:2013年10月8日(火)19:00開演
会場:銀座ヤマハホール
料金:\4,000(一般)\3,500(学生)全席自由
プログラム:
Heiner Wiberny - Ulla In Africa
David Kechley - Stepping Out
David Maslanka - Songs for the Coming Day より
Bob Mintzer - Three Pieces for Saxophone Quartet
三木俊雄 - Moon Flower(委嘱初演)他
問い合わせ:
ヤマハアトリエ東京(TEL03-3574-0619(平日10:00~18:30))

チラシはこちら(クリックして拡大)

Does anyone record today's Adams' Concerto streaming...?

Does anyone record todays live stream of Adams' concerto...? I failed to record the performance because of network trouble;-(

昨日7時から、オーストラリアのラジオ局のインターネットストリーミングラジオで、ジョン・アダムズ「協奏曲」の中継があったようだ。昨日朝にTwitterで情報を見つけ、慌てて録音予約したものの、仕事から帰ってきたところPCのエラーかネットワークエラーか何かで録音ができていなかった…悲しすぎる。どなたか録音されたという方、聴かせていただけると幸いです。。。

最初話が出た頃から経過を追っていただけに、残念すぎる。ショック。