中島諒さんからいただいた演奏会情報。
https://www.yamahaginza.com/public/seminar/view/1629
近年のコンクール入賞者によるガラ・コンサートといった趣き。
マルコ・トプチー(ギター)→第56回東京国際ギターコンクールで優勝
田中香織(クラリネット)→ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール2014第2位
荒木奏美(オーボエ)→第31回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第2位
中島諒→第31回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第1位を受賞
何といってもサクソフォン的注目は、中島諒さんの演奏である。作曲者であるクリスチャン・ロバ氏自身にロンデックスコンクールの演奏が絶賛されたソプラノの無伴奏曲「Kabuki」、そして、管打楽器コンクールの二次で聴衆を圧倒した野平一郎「アラベスク3」には要注目。また、中島さんがこれまでに何度も取り上げているであろうデザンクロ「PCF」の演奏も楽しみだ。
ということで、私自身も伺う予定。仕事が最近急に忙しくなってきたのだが、だいぶ前からご案内いただいていた関係もあり、何とか調整できそうだ。
【Rising Artists Concert Vol.5~コンクールを制した新星たち~】
出演:マルコ・トプチー(ギター)、田中香織(クラリネット)、荒木奏美(オーボエ)、中島諒(サクソフォン)、仲地朋子、宇根美沙恵、秋山友貴(以上ピアノ)
日時:2014年12月11日(木)19:00開演
会場:ヤマハホール
料金:2000円
プログラム:
マルコ・トプチー(ギター)
M.カステルヌオーヴォ=テデスコ/悪魔の奇想曲 Op.85
F.タレガ/ヴェニスの謝肉祭
F.タレガ/アルハンブラの思い出
田中香織(クラリネット)
J.フランセ/主題と変奏
J.ヴィトマン/5つの断章
C.ドビュッシー/クラリネットのための第1狂詩曲
荒木奏美(オーボエ)
G.Ph.テレマン/無伴奏フルートのための12の幻想曲より
R.シューマン/アダージョとアレグロ Op.70
J.W.カリヴォダ/オーボエとピアノのためのサロンの小品 Op.228
中島 諒(サクソフォン)
C.ローバ/KABUKI
野平一郎/アラベスク Ⅲ
A.デザンクロ/前奏曲、カデンツァと終曲
チラシは下記リンクより参照いただきたい(PDF)。
https://www.yamahaginza.com/static/upload/www.yamahaginza.com/file/8612/1211LEEF.pdf
2014/12/09
2014/12/08
TSQの練習
日曜日は、一日練馬でTsukuba Saxophone Quartetの練習。ほぼすべての曲を確認しながら進めていった。細かい部分の指回りは、数か所を除いて、あとは個人で詰めていく段階まで来ている。完璧だなんてありえないのだから、どこまで、どのように完璧になるようにアプローチするかが勘所である。
和声の確認は、次回練習でもう少しやることにしよう…。
あと2週間を切った!
【Tsukuba Saxophone Quartet - Saxophone Concert Vol.6】
日時:2014年12月21日(日)18:00開演
会場:ルーテル市ヶ谷センター・音楽ホール
入場料:1000円
プログラム:
C.コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(サクソフォン四重奏版委嘱初演)
J.L.d.ティロ - トルメンタ・タンゴ
木山光 - ハデヴィッヒII
J.S.バッハ/伊藤康英 - シャコンヌ
D.マスランカ - レシテーション・ブック
問い合わせ:
info@tsukubasq.com
チケットの売れ行き・予約もようやくそれなりの枚数まで到達。今のところ200席中140席まで売れている。いらしていただける方、ぜひ事前にご連絡いただけると嬉しいです!
和声の確認は、次回練習でもう少しやることにしよう…。
あと2週間を切った!
【Tsukuba Saxophone Quartet - Saxophone Concert Vol.6】
日時:2014年12月21日(日)18:00開演
会場:ルーテル市ヶ谷センター・音楽ホール
入場料:1000円
プログラム:
C.コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(サクソフォン四重奏版委嘱初演)
J.L.d.ティロ - トルメンタ・タンゴ
木山光 - ハデヴィッヒII
J.S.バッハ/伊藤康英 - シャコンヌ
D.マスランカ - レシテーション・ブック
問い合わせ:
info@tsukubasq.com
チケットの売れ行き・予約もようやくそれなりの枚数まで到達。今のところ200席中140席まで売れている。いらしていただける方、ぜひ事前にご連絡いただけると嬉しいです!
ラベル:
演奏
ビジネスクラスサクソフォンアンサンブル2014
今回のビジネスクラスサクソフォンアンサンブル(以下BCSE)の演奏会、コンセプトは"Dance"。なんとゲストに、アマキオトというダンスのグループを迎え、櫛田作品で共演するというアイディアを実現してしまったというから、驚いた!
【Business Class Saxophone Ensemble Concert】
出演:Business Class Saxophone Ensemble、アマキオト(dance)
日時:2014年12月6日(土曜)15:00開演
会場:小松川さくらホール
プログラム:
A.ピアソラ/黒川圭一 - ブエノスアイレスの春
T.エスケシュ - タンゴ・ヴィルトゥオーゾ
M.ラヴェル - 亡き王女のためのパヴァーヌ
B.バルトーク/黒川圭一 - ルーマニア民族舞曲
櫛田胅之扶 - 万葉
R.シュトラウス/宇田川不二夫 - 楽劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り
S.プロコフィエフ/宇田川不二夫 - バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より
M.ラヴェル - ボレロ(アンコール)
小松川さくらホールは、第2回&第3回のサクソフォン交流会で使用したため、打ち合わせを含めれば5回目くらいの訪問となる。ちょっと駅から遠いのが難点だが、音響は意外なほどに良いのだ。
前半は、4重奏~6重奏での演奏。ダンスをテーマにしたコンサートで、ラヴェルのパヴァーヌとは意表を突く選曲だったが、ラヴェル自身の言によればこの曲は「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」とのことだから、ぴったりだ。各メンバーの地力の高さはさすがで(ピアソラやエスケシュは、音符がかなり細かいが、見事に切り抜けていた)、その中でも特にやはりいつもながら凄いなあと思う部分は、音色が美しいことである。
後半1曲目で、BCSEの4重奏と、ダンスグループ・アマキオトとの共演。どのような経緯でこのグループとのコラボレーションが実現したのかはわからないが、面白い効果を出していた。なんとなくダンスにはストーリーがあったように見え、それは「万葉」の各楽章に添えられた短歌とは関係は独立した内容と思われた。どういった着想を経てあのダンスの振り付けがなされたのか、興味あるところだ。最後に2曲置かれた8重奏は、さすが、である。特に、シュトラウス作品の演奏に感銘を受けた。難易度の高いスコアをうまくまとめており、かなり前から8重奏に積極的に取り組んできたBCSEならではの演奏だ、と思ったのだった。
【Business Class Saxophone Ensemble Concert】
出演:Business Class Saxophone Ensemble、アマキオト(dance)
日時:2014年12月6日(土曜)15:00開演
会場:小松川さくらホール
プログラム:
A.ピアソラ/黒川圭一 - ブエノスアイレスの春
T.エスケシュ - タンゴ・ヴィルトゥオーゾ
M.ラヴェル - 亡き王女のためのパヴァーヌ
B.バルトーク/黒川圭一 - ルーマニア民族舞曲
櫛田胅之扶 - 万葉
R.シュトラウス/宇田川不二夫 - 楽劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り
S.プロコフィエフ/宇田川不二夫 - バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より
M.ラヴェル - ボレロ(アンコール)
小松川さくらホールは、第2回&第3回のサクソフォン交流会で使用したため、打ち合わせを含めれば5回目くらいの訪問となる。ちょっと駅から遠いのが難点だが、音響は意外なほどに良いのだ。
前半は、4重奏~6重奏での演奏。ダンスをテーマにしたコンサートで、ラヴェルのパヴァーヌとは意表を突く選曲だったが、ラヴェル自身の言によればこの曲は「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」とのことだから、ぴったりだ。各メンバーの地力の高さはさすがで(ピアソラやエスケシュは、音符がかなり細かいが、見事に切り抜けていた)、その中でも特にやはりいつもながら凄いなあと思う部分は、音色が美しいことである。
後半1曲目で、BCSEの4重奏と、ダンスグループ・アマキオトとの共演。どのような経緯でこのグループとのコラボレーションが実現したのかはわからないが、面白い効果を出していた。なんとなくダンスにはストーリーがあったように見え、それは「万葉」の各楽章に添えられた短歌とは関係は独立した内容と思われた。どういった着想を経てあのダンスの振り付けがなされたのか、興味あるところだ。最後に2曲置かれた8重奏は、さすが、である。特に、シュトラウス作品の演奏に感銘を受けた。難易度の高いスコアをうまくまとめており、かなり前から8重奏に積極的に取り組んできたBCSEならではの演奏だ、と思ったのだった。
2014/12/06
SAX14の動画(協奏曲)
先日までオランダで開かれていたSAX14というサクソフォンフェスティバルの、コンチェルト・コンサートの動画がYouTubeに上がっていた。オランダのクラシック専門チャンネルRadio4NLアカウントへのアップロードであり、どうやら公式の動画のようだ。それにしてもこのプログラムとこの出演者!なんと豪華なコンサートだろうか。特に最後のボーンカンプ氏の演奏は、鮮烈そのもの、である。
Milhaud - La création du monde (saxo: Niels Bijl)
Martin - Ballade (saxo: Claude Delangle)
Bizet - L’Arlésienne Suite (saxo: Niels Bijl)
Baez - L'Arlésienne Fantasy Concerto (saxo: Arno Bornkamp)
2014年11月21の録画とのこと。Bas Wiegers指揮、Nederlands Kamerorkestとの共演。これはライヴで観てみたかった。
ちなみに、私の環境依存ではないと思うのだが、ビゼー以降音が途切れ途切れになってしまい、後半は楽しく鑑賞できる、というレベルではない。演奏が素晴らしいだけに残念。
修正版がアップされました。
Milhaud - La création du monde (saxo: Niels Bijl)
Martin - Ballade (saxo: Claude Delangle)
Bizet - L’Arlésienne Suite (saxo: Niels Bijl)
Baez - L'Arlésienne Fantasy Concerto (saxo: Arno Bornkamp)
2014年11月21の録画とのこと。Bas Wiegers指揮、Nederlands Kamerorkestとの共演。これはライヴで観てみたかった。
修正版がアップされました。
ラベル:
メディア
2014/12/04
サクソフォン交流会事務局の打ち合わせ
昨日は、新宿にて、サクソフォン交流会事務局の打ち合わせ。平日にもかかわらず今回は7人参加。現在のところ進捗では大きな問題は出ておらず、全体合奏や企画ステージについて詰めた。決めることはまだまだ多い。2時間半ほど話して、22:30少し前まで。
打ち合わせ後は、春日亭で油そばを食す。安定の美味しさ。
帰りの電車の中では、将来のアイディアについてTさんといろいろ盛り上がってしまった。
打ち合わせ後は、春日亭で油そばを食す。安定の美味しさ。
帰りの電車の中では、将来のアイディアについてTさんといろいろ盛り上がってしまった。
2014/12/02
プロースト交響楽団第20回定期演奏会
お知り合いが何人か参加されているということでご案内いただき、伺った。ミューザ川崎シンフォニーホールは初めて入ったのだが、2階席より上側がなんだか凄い構造でびっくり。驚いたことに2000席ほどのホールが満席で、開演15分前に飛び込んだところなかなか席が見つからず、結局下手ステージ入口の真上からのぞき込むような場所に構えて開演を待った。
【プロースト交響楽団第20回定期演奏会】
出演:大井剛史指揮プロースト交響楽団、馬原裕子(sop)、富岡明子(alt) 、小原啓楼(ten)、浅井隆仁(bar)、日本フィルハーモニー協会合唱団
日時:2014年11月30日(日曜)14:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
プログラム:
A.ドヴォルザーク - 交響詩「金の紡ぎ車」
L.v.ベートーヴェン - 交響曲第9番「合唱付」
素晴らしい演奏であった。普段あまりオーケストラは聴かないのだが、時折アマチュアのオーケストラを耳にすると、弦楽器の高音の音程のばらつきが気になったり、管がいまいち低調だったりと感じるのだが、このオーケストラからはそんなことを全く感じない…どころか、集中力やアンサンブルという点で、相当な高いレベルに踏み込んでいると感じた。子音が良く立ち、発音がはっきりしているのは、今回指揮者の大井氏(TKWOの正指揮者でもある)の音楽づくりによるところも大きいのだろうか。お知り合いが乗っている木管セクションの仕事は、アマチュアらしからぬ素晴らしいもので、シンプルなフレーズの連続だけに普段から基音を磨いている、そんなところが窺えた。
ドヴォルザークも美音や流麗な音楽性で魅せたが、やはりというか何というか、ベートーヴェンでの気合いの入りっぷりは凄まじかった。交響曲の「金字塔」とも言える作品を、このような演奏で聴くことができ、嬉しかった。
それにしても、こうやって聴くと「第九」の特殊性というか、異常性が良くわかる。交響曲なのに、こと、第4楽章は形式が意味不明!冒頭って、楽章回想が入るロンド形式(主題は中低弦のレチタティーヴォ)だと思っていたのだが、なんか違うのね(´・ω・`)独唱あり、大合唱あり、声楽アンサンブルあり、器楽と声楽のアンサンブルあり、そして歌詞も人類愛を高らかに歌い上げて、最後は爆速で終わる…という。初演を聴いた当時の人たちは、この曲から何を感じ取ったのだろうか。
ミューザ川崎シンフォニーホール外観。
【プロースト交響楽団第20回定期演奏会】
出演:大井剛史指揮プロースト交響楽団、馬原裕子(sop)、富岡明子(alt) 、小原啓楼(ten)、浅井隆仁(bar)、日本フィルハーモニー協会合唱団
日時:2014年11月30日(日曜)14:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
プログラム:
A.ドヴォルザーク - 交響詩「金の紡ぎ車」
L.v.ベートーヴェン - 交響曲第9番「合唱付」
素晴らしい演奏であった。普段あまりオーケストラは聴かないのだが、時折アマチュアのオーケストラを耳にすると、弦楽器の高音の音程のばらつきが気になったり、管がいまいち低調だったりと感じるのだが、このオーケストラからはそんなことを全く感じない…どころか、集中力やアンサンブルという点で、相当な高いレベルに踏み込んでいると感じた。子音が良く立ち、発音がはっきりしているのは、今回指揮者の大井氏(TKWOの正指揮者でもある)の音楽づくりによるところも大きいのだろうか。お知り合いが乗っている木管セクションの仕事は、アマチュアらしからぬ素晴らしいもので、シンプルなフレーズの連続だけに普段から基音を磨いている、そんなところが窺えた。
ドヴォルザークも美音や流麗な音楽性で魅せたが、やはりというか何というか、ベートーヴェンでの気合いの入りっぷりは凄まじかった。交響曲の「金字塔」とも言える作品を、このような演奏で聴くことができ、嬉しかった。
それにしても、こうやって聴くと「第九」の特殊性というか、異常性が良くわかる。交響曲なのに、こと、第4楽章は形式が意味不明!冒頭って、楽章回想が入るロンド形式(主題は中低弦のレチタティーヴォ)だと思っていたのだが、なんか違うのね(´・ω・`)独唱あり、大合唱あり、声楽アンサンブルあり、器楽と声楽のアンサンブルあり、そして歌詞も人類愛を高らかに歌い上げて、最後は爆速で終わる…という。初演を聴いた当時の人たちは、この曲から何を感じ取ったのだろうか。
ミューザ川崎シンフォニーホール外観。
2014/12/01
海老原恭平サクソフォンリサイタル~Rhythmic Melody~
柏での、エビちゃんこと海老原恭平さんのリサイタル。つくばカピオ、赤坂のカーサクラシカなど、何度か自主演奏会を聴いているが、取り上げられるプログラム、そして自由闊達な演奏が魅力的で、ついつい足を運んでしまうのだ。今回も、期待に違わぬ、実に楽しい時間だった!
【海老原恭平サクソフォンリサイタル~Rhythmic Melody~】
出演:海老原恭平(sax)、田代あかり(pf)、田村拓也(perc)
日時:2014年11月29日 19:15開演
会場:アミュゼ柏クリスタルホール
プログラム:
Russell Peterson - Duo for Saxophone and Percussion
Pedro Iturralde - Suite hellenique
→Pia-no-jaC← - 組曲『 』
JacobTV - Garden of Love
旭井翔一 - Jazz SonataよりAzure Skies, A small adventure in the summer
Graham Fitkin - Hard Fairy
開演の少し前にチラシ挟み込みに伺おうと、柏駅に到着し東口を出ると、地元候補の応援に安倍晋三首相が来ており、駅前広場が大混雑。びっくりした。
まずはプログラムの特異性(笑)について少々述べる。おそらく海老原さんの趣味による選曲なのだと思うが、この魅力的な内容!コンセプトである"Rhythmic Melody"とは、良く言ったものだ。クラシックでありながら、ポピュラーミュージックや、ジャズからの影響を受けた作品群は、私も大好きなものだ。ラッセル・ピーターソンは、アメリカのサクソフォン奏者・作曲家。サクソフォン奏者観点でとにかく「カッコいい」曲をばんばん世に送り出しており、最近ではサクソフォン、フルート、ピアノのための「トリオ」が流行っている。サクソフォンとパーカッションの「デュオ」は、Cajónを使うなどバラエティに富んだ楽章構成が魅力だ。JacobTVの「Garden of Love」は、言わずと知れた名曲で、現代風のサウンドの中に、ウィリアム・ブレイクの詩が紛れ込んでいるという異色さが楽しい。もっともっと皆が演奏するようになっても良い曲!こういった場所で、高校生くらいの観客のみなさんが多いなかで聴かせてしまうのも、また面白い。
旭井さんの「Jazz Sonata」は、海老原さんの委嘱作品なのだが、徐々に取り上げるプレイヤーが多くなりつつあり、これからさらに流行るのではと思う。松下洋さん、最近では大城正司先生も取り上げている。そして「Hard Fairy」!作曲家のグラハム・フィトキンは、イギリス出身のキーボード奏者だが、物凄く厚い和音を武器に独特の作品を世に送り出している。ソプラノサクソフォンと2台ピアノのための作品で、とにかくカッコいい作品。編成の特殊性から演奏機会は少ないが、今回はなんとマリンバで2台目のピアノを担当するというアイディアが面白かった。
ということで、プログラミングの時点で大興奮してしまい、あまり冷静に聴けていないのだが、どの演奏も強く印象に残った。ピーターソン作品は、ソプラノの、最初の空気を切り裂くようなストレートな音で一気にアピールし、Cajónとのアンサンブルも上々で、のっけから観客を惹きつけた。パーカッションの田村さんは、つくばカピオではマリンバしか演奏していなかったのだが、皮モノもこんなに自在に操るとは…と驚いた。イトゥラルデでは、第2楽章でブイブイ即興を取り…海老原さんはソプラノが本当に似合う。ジャズが大好き(なのだとおもう)なあかりさんのピアノも、イトゥラルデ新解釈、という雰囲気が楽しかった。そして、まさかの→Pia-no-jaC←の「組曲『 』」を、ピアノとパーカッションで。まさかここで聴けるとは(笑)
後半は「Garden of Love」から。スピーカーの遠さもあり、さすがにアンサンブルには難儀している様子が窺えたが、曲の特殊性はきっちりと観客に伝わっていたと思う。旭井さんの「Jazz Sonata」は、初演以来聴いたが、時間を経たこともあってか、充実した演奏となっていた。やはり名曲ですね。「Jazz」を謳っているが、美しく、なんだか「Lessons of the Sky」を思い出してしまう。最後の「Hard Fairy」は、メイン曲だけあってとにかく演奏はこの日の白眉、であった。原曲を良く知っているせいで、意外と面白い効果が現れるところが多いことに気づき、なんだかこの曲の新たな側面を見る思いだった。
アンコールは、旭井さん作の小品と、モンティの「チャルダーシュ」。いやはや、楽しい時間であった。打ち上げも参加させていたいた(ありがとうございました)。
次はどんな企画で魅せてくれるのか、楽しみである。
【海老原恭平サクソフォンリサイタル~Rhythmic Melody~】
出演:海老原恭平(sax)、田代あかり(pf)、田村拓也(perc)
日時:2014年11月29日 19:15開演
会場:アミュゼ柏クリスタルホール
プログラム:
Russell Peterson - Duo for Saxophone and Percussion
Pedro Iturralde - Suite hellenique
→Pia-no-jaC← - 組曲『 』
JacobTV - Garden of Love
旭井翔一 - Jazz SonataよりAzure Skies, A small adventure in the summer
Graham Fitkin - Hard Fairy
開演の少し前にチラシ挟み込みに伺おうと、柏駅に到着し東口を出ると、地元候補の応援に安倍晋三首相が来ており、駅前広場が大混雑。びっくりした。
まずはプログラムの特異性(笑)について少々述べる。おそらく海老原さんの趣味による選曲なのだと思うが、この魅力的な内容!コンセプトである"Rhythmic Melody"とは、良く言ったものだ。クラシックでありながら、ポピュラーミュージックや、ジャズからの影響を受けた作品群は、私も大好きなものだ。ラッセル・ピーターソンは、アメリカのサクソフォン奏者・作曲家。サクソフォン奏者観点でとにかく「カッコいい」曲をばんばん世に送り出しており、最近ではサクソフォン、フルート、ピアノのための「トリオ」が流行っている。サクソフォンとパーカッションの「デュオ」は、Cajónを使うなどバラエティに富んだ楽章構成が魅力だ。JacobTVの「Garden of Love」は、言わずと知れた名曲で、現代風のサウンドの中に、ウィリアム・ブレイクの詩が紛れ込んでいるという異色さが楽しい。もっともっと皆が演奏するようになっても良い曲!こういった場所で、高校生くらいの観客のみなさんが多いなかで聴かせてしまうのも、また面白い。
旭井さんの「Jazz Sonata」は、海老原さんの委嘱作品なのだが、徐々に取り上げるプレイヤーが多くなりつつあり、これからさらに流行るのではと思う。松下洋さん、最近では大城正司先生も取り上げている。そして「Hard Fairy」!作曲家のグラハム・フィトキンは、イギリス出身のキーボード奏者だが、物凄く厚い和音を武器に独特の作品を世に送り出している。ソプラノサクソフォンと2台ピアノのための作品で、とにかくカッコいい作品。編成の特殊性から演奏機会は少ないが、今回はなんとマリンバで2台目のピアノを担当するというアイディアが面白かった。
ということで、プログラミングの時点で大興奮してしまい、あまり冷静に聴けていないのだが、どの演奏も強く印象に残った。ピーターソン作品は、ソプラノの、最初の空気を切り裂くようなストレートな音で一気にアピールし、Cajónとのアンサンブルも上々で、のっけから観客を惹きつけた。パーカッションの田村さんは、つくばカピオではマリンバしか演奏していなかったのだが、皮モノもこんなに自在に操るとは…と驚いた。イトゥラルデでは、第2楽章でブイブイ即興を取り…海老原さんはソプラノが本当に似合う。ジャズが大好き(なのだとおもう)なあかりさんのピアノも、イトゥラルデ新解釈、という雰囲気が楽しかった。そして、まさかの→Pia-no-jaC←の「組曲『 』」を、ピアノとパーカッションで。まさかここで聴けるとは(笑)
後半は「Garden of Love」から。スピーカーの遠さもあり、さすがにアンサンブルには難儀している様子が窺えたが、曲の特殊性はきっちりと観客に伝わっていたと思う。旭井さんの「Jazz Sonata」は、初演以来聴いたが、時間を経たこともあってか、充実した演奏となっていた。やはり名曲ですね。「Jazz」を謳っているが、美しく、なんだか「Lessons of the Sky」を思い出してしまう。最後の「Hard Fairy」は、メイン曲だけあってとにかく演奏はこの日の白眉、であった。原曲を良く知っているせいで、意外と面白い効果が現れるところが多いことに気づき、なんだかこの曲の新たな側面を見る思いだった。
アンコールは、旭井さん作の小品と、モンティの「チャルダーシュ」。いやはや、楽しい時間であった。打ち上げも参加させていたいた(ありがとうございました)。
次はどんな企画で魅せてくれるのか、楽しみである。
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