2014/10/15

交流会打ち合わせ

新橋にて交流会打ち合わせ。毎回頭をひねる企画ステージの、アイディア出しだった。

有意義な意見も出て、おおよそのコンセプトや方向の希望がまとまり、あとは実現可能性を天秤にかけながら然るべく動くのみ。

2014/10/14

レ・ヴァン・フランセ2014@三鷹

【レ・ヴァン・フランセ】
出演:エマニュエル・パユ(フルート)、フランソワ・ルルー(オーボエ)、ポール・メイエ(クラリネット)、ジルベール・オダン(バソン)、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)
日時:2014年10月13日 15:00開演
会場:三鷹市芸術文化センター・風のホール
プログラム:
L.テュイレ - 六重奏曲 変ロ長調 op.6
N.リムスキー=コルサコフ - ピアノと管楽のための五重奏曲 変ロ長調
A.カプレ - ピアノと木管のための五重奏曲 op.6
C.サン=サーンス - デンマークとロシアの歌による奇想曲
F.プーランク - 六重奏曲

本来であれば妹が長野から聴きにくるはずだったのだが、風邪をこじらせて来られそうにないということで、チケットが送られてきて急遽伺うことになった。

独奏者、室内楽奏者、オーケストラ・プレイヤー、教育者として、積極的な活動を続ける高名な5人の管楽器奏者とピアニストによるアンサンブル。管楽器(サクソフォン)奏者の末席に位置する者として、また、室内楽団(サクソフォン四重奏)の末席に位置する者として、とても気になる存在であった。かねがね噂には聞いており、いつか一度は聴いてみたいと思っていたから、このタイミングで聴けたのはとてもうれしかった。

前評判通りの素晴らしいアンサンブルで…いや、もはやアンサンブルというか、"6人の独奏者の集団"のごとき自発性に満ちた音楽が終始展開された。そして、木管五重奏団(ピアノ含む)という編成の可能性の大きさについても思いを馳せることになった。いやはや、得難い体験であった!まるで室内オーケストラのような音量と、吹奏楽なみの色彩感の豊かさ!たったの6人で!

カプレとプーランクについては、曲を知らなかったので予習をしていったのだが、もともとの曲の印象をすっかりゼロクリアされ、新たな作品の世界が出来上がってしまった。ピタリピタリと縦が合っているわけではないのに、なぜこんなに魅力的に聴こえるのだろう!普通の人がこれをやっても、ただの「合わせ不足」であるで片づけられてしまうところだが、これはやはりどのパートを耳で追っていっても、独奏曲を聴いているように音楽的に説得力があるからなのだろう。だがしかし完全に好き勝手やっているわけではなく、自在にその引力を変える電磁石のように、要所をきちんと押さえ、時には集合体として響きを創り出すのだから、その駆け引きの瞬間瞬間が実に面白い。それは曲を追って行って「ここだ!」というポイントで変化が発生することもあるし、「ここで?」という場所で変化することもあるので、刺激的なことこの上ない。

時折曲中に現れるカデンツァでは、各プレイヤーの面目躍如。想像を絶するフレージングはじめ、激烈に上手いのだが、それ以上に、ここぞとばかりに自由に奏でる各プレイヤーの様子が、なんだか可笑しかった。

三鷹のホールは駅から遠くで歩いて伺うのがやや大変だったのだが、ホールの響きは美しく、この室内楽を聴くのに最適だと思った。

(ここまで圧倒的な音楽を聴かされてしまうと、言葉で感動を表すのは難しいものだ…)

2014/10/12

合宿おわり

合宿2日目。午前は「ハデヴィッヒII」を、午後は「レシテーション・ブック」を合わせた。昨晩ゆっくり寝たせいか、練習中は体力的にかなり余裕があり、集中して臨むことができた。

とはいえ、実際の曲の出来はまだまだ。「ハデヴィッヒII」は、なんとか目指すテンポで通るようになった。来週、再来週の練習でどこまで精度を高めて雰囲気を作ることができるか…。最終的なターゲットは12/21とはいえ、10/26ももちろんお客様の前で吹くことになるのだから、上手く高めていきたい。

「レシテーション・ブック」は第5楽章の中間部から最後までを細かく。最後の最後に録音してみた時、それなりに上手くいったかなあと思ったのだが、録音(録画)したものを改めて聴いてみると、かなりアンサンブルがバラバラで、またゆっくりなところも速いところもさらいきれていない部分が多く、課題がある状態。昔の演奏(久々に聴き返してみたら、いろいろな場所を突き詰めていてびっくりした)とは目指す方向も少しずつ変わってきているのだとは思うが、まずは技術的な部分をきっちりと押さえて進めていきたい。

【Tsukuba Saxophone Quartete Concert Vol. 5.5 at Ernie's Studio】
出演:Tsukuba Saxophone Quartet
日時:2014年10月26日 14:00開演
会場:アーニーズスタジオ
料金:入場無料(投げ銭制)
プログラム:
加藤昌則 - オリエンタル
ピーターソン - トリオより第3楽章
コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(S.Sax & B.Sax版初演)
伊藤康英 - 木星のファンタジー
JacobTV - Grab It!
グレゴリー - 干渉
木山光 - ハデヴィッヒII

(チラシ・クリックして拡大)

2014/10/11

TsukubaSQ合宿中

埼玉にて今日〜明日の日程でTSQ強化合宿中。

今日の昼から練習場所入りし、21:00まで「ハデヴィッヒII」を合わせる。演奏不可能に思えていた作品だが、ようやく見通しが立ってきた
ような…。明日は夕方まで練習が続く。引き続き「ハデヴィッヒII」と、「レシテーション・ブック」あたりを中心にやっていく予定。

飲み会もないので、ビール一本だけ空けて、さっさと寝て明日に備えよう。

ブランフォード・マルサリス plays ムチンスキー

ジャズ・サクソフォン奏者として高名なブランフォード・マルサリス Branford Mrsalis氏が、なんとロバート・ムチンスキー Robert Muczynskiの「ソナタ Sonata」を吹いているという動画を見つけた。ピアノはイギリスの作曲家、サリー・ビーミッシュ!

そもそもマルサリス氏は、クラシックの方面への取り組みも多く、クラシック作品で構成されたアルバムをリリースしているくらいなのだが、Thunderさんのブログにまとまっているため、そちらに譲ってここではその辺りについては割愛する。だからクラシック作品をムチンスキーを吹いていたとしてもそれほど驚かないのだが、今回は演奏に驚いてしまったのだ。



なんとふくよかで美しい音色!何年か前にリリースされたいくつかのクラシック・アルバムを聴くと、かなりジャズ色を残した音色が印象に残るのだが、この音で演奏されると「クラシック専門です」と言われても納得してしまうかもしれない。セッティングや奏法などを研究し、進化したということだろうか。ほんのわずか、テクニカルな面でのミスもあるものの、楷書体でしっかりと演奏されており、マルサリス氏のキャパシティの大きさを窺い知ることとなった。

同じコンサートでは、「アルバトロス Albatross」も演奏されたようだ。サリー・ビーミッシュの作品で、2012年の第16回サクソフォン・コングレスで世界初演された作品。こちらはソプラノサクソフォンでの演奏。

2014/10/10

10/26演奏会の演奏曲紹介(アルマンド・ルンバ)

チック・コリアのアルバム「マイ・スパニッシュ・ハート」に収録された、変奏曲風の作品。

オリジナルはピアノ、ヴァイオリン、ベース、クラッピングという編成。2013年に松下洋氏から旭井翔一さんに対して編曲が委嘱され、アルトサクソフォンとバリトンサクソフォンのために改作された。

松下くんがPEDROSAXOを日本に招聘した際の、デュオ・リサイタルで初演された。PEDROSAXOの自作自演の強烈さに対抗するにはチック・コリア!と考えたことがきっかけになり、松下くんから旭井さんへの委嘱が行われたとのこと。「アルマンド・ルンバ」の他にも「チルドレンズ・ソング」などいくつかの作品が演奏され、同リサイタルにおいては、松下くんが手掛けたチック・コリアのステージもPEDROSAXO以上に鮮烈、大変な感銘を受けたことをよく覚えている。名古屋公演では瀧彬友さん、横浜公演では塩塚純くんがバリトン・サクソフォンをそれぞれ担当した。横浜公演の時の動画が、YouTubeにて公開されている。



アルト・サクソフォンであるとほぼ演奏不可能なレベルで高音域連発なのだが、そこに目をつけて「ソプラノとバリトンだったらもう少し現実的にいけるのでは!?」「あ、そのまま四重奏アレンジを委嘱しちゃおう!」と考え、旭井さんに再編曲をお願いした次第。10/26の演奏会ではそのソプラノ&バリトンのデュオ版を、12/21の演奏会では四重奏版を、それぞれ演奏するが、いずれも初演となる。10/26は、ソプラノちさ、バリトン望でお送りする。

【Tsukuba Saxophone Quartete Concert Vol. 5.5 at Ernie's Studio】
出演:Tsukuba Saxophone Quartet
日時:2014年10月26日 14:00開演
会場:アーニーズスタジオ
料金:入場無料(投げ銭制)
プログラム:
加藤昌則 - オリエンタル
ピーターソン - トリオより第3楽章
コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(S.Sax & B.Sax版初演)
伊藤康英 - 木星のファンタジー
JacobTV - Grab It!
グレゴリー - 干渉
木山光 - ハデヴィッヒII

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2014/10/08

10/26演奏会の演奏曲紹介(オリエンタル)

いろいろと書くネタ溜まっているのだが、10/26の宣伝をし始めないと…。という曲で、各曲のこだわりを書いていく。

もともとはヴァイオリンとアルトサクソフォンのために書かれたが、須川展也氏、ケネス・チェ氏のために改作され、Crystal RecordsよりCD録音化。ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン、ピアノのための、8分ほどの作品である。このCDの中では、個人的にはいちばん好きな作品だ。妙に片翼に振り切れず、クラシックとポピュラーの境界を見事に走り抜ける筆致に感動したものだ。泣き所とかっこよさが同居する構成感も、うまい具合にツボを押さえており、加藤氏のニヤリとした顔が思い浮かぶ(見たことないけど)。

時折聞こえてくるフラッターやスラップなどの特殊技巧も、良いスパイスになっており、この使い方も巧いなあと。中間部を抜けた後の疾走感は、見事。最終部の超絶ユニゾンにもご注目あれ。

ソプラノちさ、アルトかじた、ピアノびるでお送りする。

ちなみに、当日のリハーサルまではお互い聴く機会もない(はず)なので、私自身も演奏を聴くのが楽しみだ。

【Tsukuba Saxophone Quartete Concert Vol. 5.5 at Ernie's Studio】
出演:Tsukuba Saxophone Quartet
日時:2014年10月26日 14:00開演
会場:アーニーズスタジオ
料金:入場無料(投げ銭制)
プログラム:
加藤昌則 - オリエンタル
ピーターソン - トリオより第3楽章
コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(S.Sax & B.Sax版初演)
伊藤康英 - 木星のファンタジー
JacobTV - Grab It!
グレゴリー - 干渉
木山光 - ハデヴィッヒII

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