[1971]
新作課題曲:
Désiré Dondeyne - Symphonie concertante
1er prix:
Michel Reydellet
Paul Denais
Jean-Luc Vignaud
おお、デジレ・ドンディーヌ Désiré Dondeyneの作品だ!往年のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団とともに、「フランスの管楽アンサンブルの響きを持つ」と称されるパリ警視庁音楽隊の、指揮者。ドンディーヌはもともとクラリネット吹きだったが、キャリア初期から作曲家として有名であり、非常に多くの作品を手掛けている。サクソフォンの作品も、非常に多く書いており、そのリストはフランスのWikipedia等から参照できる。
1949年生まれのMichel Reydelletは、Bourg-en-Bresseに生まれた。1967年から1971年にかけてパリ音楽院のデファイエクラスに在籍したのち、1972年にクリスティアン・ラルデの室内楽クラスに入りなおして、さらに研鑽を積んだ。Quatuor de saxophones de Parisの初期メンバーのひとり(現在は脱退)。グルノーブル Grenoble音楽院教授現職。
Paul Denaisというと、どうもオルガン奏者の記述が引っかかるのだが、まさか同一人物じゃないよなあ。生年については、ほぼ同じころなのだが、まさかね…。Jean-Luc Vignaudは、セルマーの公式ページに名前がリストされていた。が、肝心の情報はまったく記載なし…。Jean-Luc Vignaud Bigbandという記述が引っかかったので、ジャズに転向した可能性が高い。
2009/11/14
2009/11/13
ダニエル・デファイエの生徒たち(その3)
[1970]
新作課題曲:
Jean-Paul Rieunier - Linéral
1er prix:
Daniel Liger
Jean-Pierre Vermeeren
Claude Brisson
Alain Jousset
Jean-Paul Rieunierなんていう作曲家の名前は初めて聴くなあ。1933年、フランスのボルドー生まれの作曲家で、アルトサクソフォンとピアノのための「Linéral」のほかに、「Volume 2」というバリトンサクソフォンと吹奏楽のための作品を作っているのだということだ。それぞれ、ダニエル・デファイエ、ジャン・ルデュー各氏に献呈されており、Leduc社刊。
この年の卒業生のリストを見ていると、アラン・ジュッセという名前が目にとまった。どこかで見たことあるなあと調べてみたところ、そうだ、小森伸二さんの先生だったのですね。パリ区立モーリス・ラヴェル音楽院にて講師を務めているということだから、そういったところから師弟関係になっているのだろう。アラン・ジュッセは、Quatuor de saxophone de Parisという四重奏団をDaniel Ligerとともに結成し、活動していた。CDもリリースされているようだが、私は所持していないため、ここはmckenさんのページにおまかせしてしまおう。
そのDaniel Ligerは、1950年生まれのサクソフォン奏者で、Tours音楽院にてAlfred Lockwoodに師事し、1966年に卒業、引き続いてパリ音楽院にてデファイエに師事した。1977年より、母校であるTours音楽院の教授職についている。ParisSQのメンバーとしての活動が、一番有名であるようだ。
Jean Pierre Vermeerenは、1948年、フランスのルーベに生まれたサクソフォン奏者。1960年から1967年までルーベ音楽院にてRené Desmonsに学び、その後パリ音楽院に進学した。1970年のジュネーヴ音楽コンクールで、銅メダルを獲得しているとのこと。ちなみにこのときの最高位は、Philip Glass Ensembleのメンバーとしても有名な、アメリカのジャック・クリプル Jack Kripl(!)。
Claude Brissonは、カナダのケベック生まれのサクソフォン奏者。Rémi Menardと比較的近い経歴を持っているようだ。1970年のジュネーヴ音楽コンクールで、銀メダルを獲得しているとのこと。ソプラノサクソフォンのための「ファンテジー」が有名なドゥニ・ベダールが、彼に「ソナタ」という作品を捧げている。
新作課題曲:
Jean-Paul Rieunier - Linéral
1er prix:
Daniel Liger
Jean-Pierre Vermeeren
Claude Brisson
Alain Jousset
Jean-Paul Rieunierなんていう作曲家の名前は初めて聴くなあ。1933年、フランスのボルドー生まれの作曲家で、アルトサクソフォンとピアノのための「Linéral」のほかに、「Volume 2」というバリトンサクソフォンと吹奏楽のための作品を作っているのだということだ。それぞれ、ダニエル・デファイエ、ジャン・ルデュー各氏に献呈されており、Leduc社刊。
この年の卒業生のリストを見ていると、アラン・ジュッセという名前が目にとまった。どこかで見たことあるなあと調べてみたところ、そうだ、小森伸二さんの先生だったのですね。パリ区立モーリス・ラヴェル音楽院にて講師を務めているということだから、そういったところから師弟関係になっているのだろう。アラン・ジュッセは、Quatuor de saxophone de Parisという四重奏団をDaniel Ligerとともに結成し、活動していた。CDもリリースされているようだが、私は所持していないため、ここはmckenさんのページにおまかせしてしまおう。
そのDaniel Ligerは、1950年生まれのサクソフォン奏者で、Tours音楽院にてAlfred Lockwoodに師事し、1966年に卒業、引き続いてパリ音楽院にてデファイエに師事した。1977年より、母校であるTours音楽院の教授職についている。ParisSQのメンバーとしての活動が、一番有名であるようだ。
Jean Pierre Vermeerenは、1948年、フランスのルーベに生まれたサクソフォン奏者。1960年から1967年までルーベ音楽院にてRené Desmonsに学び、その後パリ音楽院に進学した。1970年のジュネーヴ音楽コンクールで、銅メダルを獲得しているとのこと。ちなみにこのときの最高位は、Philip Glass Ensembleのメンバーとしても有名な、アメリカのジャック・クリプル Jack Kripl(!)。
Claude Brissonは、カナダのケベック生まれのサクソフォン奏者。Rémi Menardと比較的近い経歴を持っているようだ。1970年のジュネーヴ音楽コンクールで、銀メダルを獲得しているとのこと。ソプラノサクソフォンのための「ファンテジー」が有名なドゥニ・ベダールが、彼に「ソナタ」という作品を捧げている。
ラベル:
演奏家
2009/11/12
ダニエル・デファイエの生徒たち(その2)
[1969]
新作課題曲:
Jean Lemaire - Musiques légères
1er prix:
Joseph Larocque
Jean-Louis Bousquet
Christian Thymel
Rémi Menard
Claude Louvel
Jean Lemaireという作曲家は初耳だが、この「Musiques légère」という作品のほかに、「サクソフォン四重奏曲」という、四重奏とオーケストラのための作品を作っているようだ。しかも、献呈先がデファイエ四重奏団…き、気になる…。
さて、おそらくこの年の卒業生でもっとも有名なのは、カナダ出身のRémi Menard。1944年生まれ、Pierre Bourqueに師事して1965年にケベックの音楽院を卒業、ケベック州の助成を得てフランスに渡り、パリ音楽院に学んだ。帰国後、Pierre Bourque四重奏団を結成し、RCAレーベルへ吹きこみを行っている。SNEをはじめとしたレーベルから独奏のCDもいくつかリリースされており、演奏活動を通じてカナダの現代作品の啓蒙に努めた。カナダ・サクソフォン界の中堅~大御所といった位置にいるのだろう。
Jean-Louis Bousquetは、Clermont-Ferrand Montpellier音楽院とFontainebleau音楽院の教授職にある。どうやら現職のようだ。Christian Thymelは、ボルドー音楽院出身のサクソフォン奏者とのこと。Ensemble Aquitaineという室内楽団での活動実績を見つけることができた。Claude Louvelは、情報が見つからず…。
ちなみに、この年の卒業生について調べるうちに、第4回サクソフォン・コングレス@ボルドーの、プログラム冊子を見つけてしまった(笑)。めちゃくちゃ面白い資料なので、そのうちご紹介する予定。
新作課題曲:
Jean Lemaire - Musiques légères
1er prix:
Joseph Larocque
Jean-Louis Bousquet
Christian Thymel
Rémi Menard
Claude Louvel
Jean Lemaireという作曲家は初耳だが、この「Musiques légère」という作品のほかに、「サクソフォン四重奏曲」という、四重奏とオーケストラのための作品を作っているようだ。しかも、献呈先がデファイエ四重奏団…き、気になる…。
さて、おそらくこの年の卒業生でもっとも有名なのは、カナダ出身のRémi Menard。1944年生まれ、Pierre Bourqueに師事して1965年にケベックの音楽院を卒業、ケベック州の助成を得てフランスに渡り、パリ音楽院に学んだ。帰国後、Pierre Bourque四重奏団を結成し、RCAレーベルへ吹きこみを行っている。SNEをはじめとしたレーベルから独奏のCDもいくつかリリースされており、演奏活動を通じてカナダの現代作品の啓蒙に努めた。カナダ・サクソフォン界の中堅~大御所といった位置にいるのだろう。
Jean-Louis Bousquetは、Clermont-Ferrand Montpellier音楽院とFontainebleau音楽院の教授職にある。どうやら現職のようだ。Christian Thymelは、ボルドー音楽院出身のサクソフォン奏者とのこと。Ensemble Aquitaineという室内楽団での活動実績を見つけることができた。Claude Louvelは、情報が見つからず…。
ちなみに、この年の卒業生について調べるうちに、第4回サクソフォン・コングレス@ボルドーの、プログラム冊子を見つけてしまった(笑)。めちゃくちゃ面白い資料なので、そのうちご紹介する予定。
ラベル:
演奏家
2009/11/11
ダニエル・デファイエの生徒たち(その1)
以前、皆様ご存じのThunderさんのブログ「Thunder's 音楽的日常」上での連載「マルセル・ミュールの生徒たち」に触発され、「クロード・ドゥラングルの生徒たち」という記事diary.kuri_saxo内に連載した。残された課題として、ダニエル・デファイエ氏がパリ国立高等音楽院の教授だった時代の卒業生の状況を調べる必要が出て、ずっと手つかずだったのだが、本日よりデファイエ氏の生徒たちについての調査を開始したい。
今回は、長くなりそうなのでひとつの年度ごとやっていこうと考えている。年内に終わるといいなあ、いや、無理かなあ。
基礎データとなる卒業生の名前一覧と課題曲については、参考資料となるニコラ・プロスト著「Saxophone à la française」より引用。あ、そういえば2009年シーズンの卒業生のデータ、まだ調査していないなあ。どなたか教えてください…(^^;
[1968]
新作課題曲:
Pierre Max Dubois - 2ème Sonatine
1er prix:
Régis Manceau
課題曲はデュボワの「ソナチネ第2番」。デュボワの「コンチェルトシュトゥック」が1955年に課題曲として採用された実績があり、これが二度目の採用となる。Allegro - Andante - Prestoの三つの楽章からなる、およそ9分の作品で、Alphonse Leducから出版されているとのこと。
卒業生は、Régis Manceauただ一人。詳細な経歴は、Thunderさんの解説にお譲りしようと思う。
今回は、長くなりそうなのでひとつの年度ごとやっていこうと考えている。年内に終わるといいなあ、いや、無理かなあ。
基礎データとなる卒業生の名前一覧と課題曲については、参考資料となるニコラ・プロスト著「Saxophone à la française」より引用。あ、そういえば2009年シーズンの卒業生のデータ、まだ調査していないなあ。どなたか教えてください…(^^;
[1968]
新作課題曲:
Pierre Max Dubois - 2ème Sonatine
1er prix:
Régis Manceau
課題曲はデュボワの「ソナチネ第2番」。デュボワの「コンチェルトシュトゥック」が1955年に課題曲として採用された実績があり、これが二度目の採用となる。Allegro - Andante - Prestoの三つの楽章からなる、およそ9分の作品で、Alphonse Leducから出版されているとのこと。
卒業生は、Régis Manceauただ一人。詳細な経歴は、Thunderさんの解説にお譲りしようと思う。
ラベル:
演奏家
2009/11/10
楽曲にマッチする音
タイトルほど大げさな記事ではない(笑)。
ラッシャーに捧げられた作品、たとえばダールやイベールやグラズノフやマルタンといったほとんどの作品は、もちろんラッシャーの音色を想定して書かれているのだと思う。しかし、どちらかというと、伝統的なフレンチ・サクソフォンのキラキラした音色で演奏されるほうが、曲想にマッチしていると感じるのだ。
ダールの冒頭を想像した時に、あのヒロイックなフレーズは、細身な音色よりも、もっと重みのある音色のほうが「これだ!」と思えるのだ。作曲者に聴かせたら、どっちがいいと言うのかなあ。現代風と言われる、軽量化された音色についても同じことが言えると思う。
曲が生まれた時点で作曲家の頭の中に流れていた音色が最適だということもあるし、その後新たに創り出された音色が実はその曲に最適だということもある。作品が生き物だということを再認識する思いだ。
ラッシャーに捧げられた作品、たとえばダールやイベールやグラズノフやマルタンといったほとんどの作品は、もちろんラッシャーの音色を想定して書かれているのだと思う。しかし、どちらかというと、伝統的なフレンチ・サクソフォンのキラキラした音色で演奏されるほうが、曲想にマッチしていると感じるのだ。
ダールの冒頭を想像した時に、あのヒロイックなフレーズは、細身な音色よりも、もっと重みのある音色のほうが「これだ!」と思えるのだ。作曲者に聴かせたら、どっちがいいと言うのかなあ。現代風と言われる、軽量化された音色についても同じことが言えると思う。
曲が生まれた時点で作曲家の頭の中に流れていた音色が最適だということもあるし、その後新たに創り出された音色が実はその曲に最適だということもある。作品が生き物だということを再認識する思いだ。
2009/11/09
フランクの「ソナタ」を…
言わずと知れたヴァイオリンの名曲で、もしかしてこの曲を好きな方の中には、「サックスでやるなんて…」と目くじら立てる向きもあるかもしれない。だが、サクソフォン界では周知の通り、この曲を取り上げているプレイヤーは多い。個人的な考えだが、この曲が持つ旋律を管楽器で演奏するのは、大いに"アリ"だと思う。弦楽器、特にヴァイオリンだと、力強さという点でかなり奏者を選ぶのだと思うが、管楽器が持つダイナミクスの幅は、ある意味では弦楽器の表現力を上回る部分もあるかと感じるのだ。
で、超個人的嗜好なのだが、バリトンサックスで演奏されたフランクの「ソナタ」がけっこう好きなのです。変かな?笑。ヴァイオリンで演奏されたものはもちろん、チェロやアルトサックスの演奏ももちろん好きなのだが、かなり独自の世界を確立しているバリトンサックス版は、ずいぶんと印象が強い。
たぶん、国内ではこれが一番有名だろう。栃尾克樹氏の「Caprice en forme de valse(Meister Music MM-2043)」。栃尾氏のバリトンサックスアルバム第3弾ということでおなじみ。それにしても栃尾氏のアルバム、次々に出てくるということは、それだけ売れているんだろうなあ(私も全部持ってます)。
あまりバリトンサックスらしくない。そのらしくないところが好きか嫌いかで好みが分かれるとおもうのだが、どうなのだろうか。低音特有の、ビリビリと震える成分をごっそり取り去ったようなとても柔らかい発声だが、なんだかフルートでも聴いているような不思議な音だ。これはバリトンサックスというよりも、栃尾さんが持つ音、そのものなのだと思う。
「バリトンサックスらしさ」を求めるならば、こちらに尽きるな。高校生のころから聴いている、私にとっての「独奏バリトンサックス」の標準。アメリカのサクソフォン奏者、トッド・オクスフォード Todd Oxford氏の「Finesse(Equilibrium EQ22)」。フランクに加え、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」、ボザ「アンプロヴィザシオンとカプリス」、ボノー「ワルツ形式のカプリス」という、なんだかどこかで見たことがあるラインナップなのだが、こちらのCDは1999年発売ということで、栃尾さんの一連のアルバムと比較すると、かなり先行しているのだ。驚き。
暑苦しく、濃密・濃厚な音世界。フランクでは、ここまで歌い上げるか!というほどの強烈なフレージングに驚き、続くバッハ、ボザ、ボノーも、無伴奏の世界を非常によく表現している。アルバム制作にあたり、弦楽器のプレイヤーにアドバイスを受けたそうで、その経緯が生きているのではないだろうか。こちらのリンク先から試聴できるので、聴いたことのない向きは、ぜひ(栃尾さんの演奏しかしらないと、驚くかも)。アマゾンへのリンクは、こちら→Todd Oxford : Finesse
で、超個人的嗜好なのだが、バリトンサックスで演奏されたフランクの「ソナタ」がけっこう好きなのです。変かな?笑。ヴァイオリンで演奏されたものはもちろん、チェロやアルトサックスの演奏ももちろん好きなのだが、かなり独自の世界を確立しているバリトンサックス版は、ずいぶんと印象が強い。
たぶん、国内ではこれが一番有名だろう。栃尾克樹氏の「Caprice en forme de valse(Meister Music MM-2043)」。栃尾氏のバリトンサックスアルバム第3弾ということでおなじみ。それにしても栃尾氏のアルバム、次々に出てくるということは、それだけ売れているんだろうなあ(私も全部持ってます)。あまりバリトンサックスらしくない。そのらしくないところが好きか嫌いかで好みが分かれるとおもうのだが、どうなのだろうか。低音特有の、ビリビリと震える成分をごっそり取り去ったようなとても柔らかい発声だが、なんだかフルートでも聴いているような不思議な音だ。これはバリトンサックスというよりも、栃尾さんが持つ音、そのものなのだと思う。
「バリトンサックスらしさ」を求めるならば、こちらに尽きるな。高校生のころから聴いている、私にとっての「独奏バリトンサックス」の標準。アメリカのサクソフォン奏者、トッド・オクスフォード Todd Oxford氏の「Finesse(Equilibrium EQ22)」。フランクに加え、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」、ボザ「アンプロヴィザシオンとカプリス」、ボノー「ワルツ形式のカプリス」という、なんだかどこかで見たことがあるラインナップなのだが、こちらのCDは1999年発売ということで、栃尾さんの一連のアルバムと比較すると、かなり先行しているのだ。驚き。暑苦しく、濃密・濃厚な音世界。フランクでは、ここまで歌い上げるか!というほどの強烈なフレージングに驚き、続くバッハ、ボザ、ボノーも、無伴奏の世界を非常によく表現している。アルバム制作にあたり、弦楽器のプレイヤーにアドバイスを受けたそうで、その経緯が生きているのではないだろうか。こちらのリンク先から試聴できるので、聴いたことのない向きは、ぜひ(栃尾さんの演奏しかしらないと、驚くかも)。アマゾンへのリンクは、こちら→Todd Oxford : Finesse
ラベル:
作品
2009/11/08
Robert Black氏の経歴
シカゴ・プロ・ムジカに参加しているロバート・ブラック氏の経歴が気になったので調べてみた。おなじみ、Harry R. Gee著「Saxophone Soloists and Their Music 1844-1985」の、ブラック氏の項目を訳してみた。
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1951年10月21日、オクラホマ州センチネルの生まれ。1969年まで、Interlochen Arts Academyにて、ジャック・クリプル Jack Kripl氏にサクソフォンを学んだ。その後ノースウェスタン大学に入学し、フレデリック・ヘムケ氏のもとでさらに研鑽を積んだ。シカゴでいくつかの音楽賞を受賞したのち、1971年、M.H.Berlin Foundationの助成を得てフランスへ留学し、ジャン=マリー・ロンデックスのもとで学んだ。フランス在住時には、ボルドー管弦楽団との共演の模様がしばしばフランス国立放送で放送されるなど活躍し、最終的にボルドー音楽院で一等賞を獲得して卒業した。ブラック氏は、イギリスでも活躍している。1972ん年に、Wigmoreホールにて演奏を行い、1976年の世界サクソフォンコングレスでも演奏を行っている。
ブラック氏はこれまでに、シカゴ市民交響楽団、セントルイス交響楽団をはじめとする、数々のオーケストラと共演している。また、シカゴサクソフォン四重奏団のソプラノサクソフォン奏者としても活躍している。教育者としては、1977年よりルーズヴェルト大学の教授職に就任し、後進の指導にあたっている。
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以上。この書籍に掲載されている情報は、1985年時点のものなので、この後さらに経歴を積んでいったと思われるが、この若いころの経歴を見るだけも、おおまかな流派は読み取ることができる。というか、シカゴSQのソプラノサックスプレイヤーだったのですね(今はメンバーが変わっている気がするが)…知らなかった。
また、1932年生まれの作曲家、ウィリアム・カーリンズ William Karlinsが「協奏曲」と「四重奏曲第二番」をブラック氏に捧げているようだ。親交が深かったのだろう。
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1951年10月21日、オクラホマ州センチネルの生まれ。1969年まで、Interlochen Arts Academyにて、ジャック・クリプル Jack Kripl氏にサクソフォンを学んだ。その後ノースウェスタン大学に入学し、フレデリック・ヘムケ氏のもとでさらに研鑽を積んだ。シカゴでいくつかの音楽賞を受賞したのち、1971年、M.H.Berlin Foundationの助成を得てフランスへ留学し、ジャン=マリー・ロンデックスのもとで学んだ。フランス在住時には、ボルドー管弦楽団との共演の模様がしばしばフランス国立放送で放送されるなど活躍し、最終的にボルドー音楽院で一等賞を獲得して卒業した。ブラック氏は、イギリスでも活躍している。1972ん年に、Wigmoreホールにて演奏を行い、1976年の世界サクソフォンコングレスでも演奏を行っている。
ブラック氏はこれまでに、シカゴ市民交響楽団、セントルイス交響楽団をはじめとする、数々のオーケストラと共演している。また、シカゴサクソフォン四重奏団のソプラノサクソフォン奏者としても活躍している。教育者としては、1977年よりルーズヴェルト大学の教授職に就任し、後進の指導にあたっている。
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以上。この書籍に掲載されている情報は、1985年時点のものなので、この後さらに経歴を積んでいったと思われるが、この若いころの経歴を見るだけも、おおまかな流派は読み取ることができる。というか、シカゴSQのソプラノサックスプレイヤーだったのですね(今はメンバーが変わっている気がするが)…知らなかった。
また、1932年生まれの作曲家、ウィリアム・カーリンズ William Karlinsが「協奏曲」と「四重奏曲第二番」をブラック氏に捧げているようだ。親交が深かったのだろう。
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