2008/08/08

明日は本番

久々の大きなステージだ(舞台は狭いが)。よし、がんばろう。

家族や知人が何人も来てくれるとのこと。そして共演者やスタッフの方々。いろんな方への感謝の気持ちを忘れずに、本番を迎えられれば良いな。

http://ensembletx.exblog.jp/

アンサンブル

吹奏楽くらい大きな編成になってしまうと、個人の技量レベルって分からないもんだなあと思う。やっぱり、基本はアンサンブルから、かな。バンドも良いけれど、もっとみんな(クラシックの)アンサンブルを組めば良いのに。

やり方がわからない?曲を知らない?そもそも演奏を聴いたことがない?少なくとも、日本では聞いたことないなあ。自分の経験を振り返っても、小中高を通て考えても吹奏楽でアンコンに出たときくらいしかないもんなあ。世界を見渡したときに、音楽教育のシステムの中に小編成のアンサンブルを組み込んでいるところはどのくらいあるのか。やっぱりフランスとかだと、盛んなのですかね。

8人いなくても、4人いなくても、3人いなくても、Voxmanから始めれば良いじゃん。定常的でなくたって、たった一時間の合わせでも、得るものはあると思う。

…と、昨日練習室で吹いていたときに思ったのでした。吹奏楽団の現役団員にも、いろんな人がいますわな。

2008/08/06

ラリー・ティールの録音

アメリカにおける、クラシカル・サクソフォンのパイオニア的存在であるラリー・ティール Larry Teal(1905 - 1984)。初期の頃は、ジャズバンドにおける奏者としてキャリアをスタートさせたそうだが、後にクラシックの語法を習得。さらにアメリカ国内で初めてサクソフォン科の教授に就任し(ミシガン大学)、多くの後進を育成した。演奏者としても、グラズノフとイベールの協奏曲を国内初演するなどしたということだ。有名なバーナード・ハイデン Bernard Heidenの「ソナタ」は、ティールのために作曲されている。

ここまで読んで「ラリー・ティール?なぜか知らないけれど名前だけは聞いたことあるぞ」と思った方もいらっしゃるだろう。おそらく、この本が原因ではないだろうか。大室勇一氏が翻訳した「The Art of Saxophone Playing(邦題:サクソフォーン演奏技法)」の原著者こそが、ラリー・ティールなのである。中学・高校・大学時代に、この本がサックス棚に置かれていた、という方も、多いのではないだろうか。かく言う私も、高校時代にはかなりお世話になった教本だ。

さて、そのラリー・ティールだが、残念なことに際立ったレコーディングが残されていない。理由は良く分からないが、後年はレッスンやエチュード、教本の執筆に多くの時間を割いていたためではないかと思われる。

しかし最近、ラリー・ティールの録音がインターネット上にアップされているとの情報を得た。「ホラ・スタッカート」と名前がわからないもう一曲。ぜひ聴いてみていただきたい。ダウンロードするには、右下の「Save file to your PC: click here」をクリックすれば良い。

「ホラ・スタッカート」
http://www.2shared.com/file/3704522/52944310/Hora_Staccato_Larry_Teal.html

「不明」
http://www.2shared.com/file/3704525/ccf0d6b3/Unknown_LarryTeal.html

オーケストラとの共演、実に見事な演奏だ。高音まで無理のない伸びやかな音色と、等速にかかるヴィブラート、高速なフィンガリングやスタッカート、自然なフレージング。二曲目は、途中で針飛びが起こるが、まあご愛敬。ラリー・ティールの、当時の一級の演奏家としての顔を現代に伝える、貴重な資料である。

2008/08/04

Sergey Kolesov plays Fuzzy Bird on YouTube

2006年ディナンのアドルフ・サックス国際コンクールの覇者、セルゲイ・コレゾフ Sergey Kolesov氏の演奏動画。吉松隆「ファジイバード・ソナタ」の第2楽章と第3楽章である。



なんだか、「うおぉーーーっ」って感じですね。音程感はやや甘いが、それを見事に補うフレーズの持続力。想像を絶するレベルだ…聴いているこちらのほうが、息苦しくなってしまいそう。暗譜である、ということも関係しているのか。全てのメロディを頭に叩き込んで、その音符を自在に操っているということなのだろうか。

このアプローチは、グネーシン音楽大学のサクソフォン科教授、マルガリータ・シャポシュニコワ Margarita Shaposhnikova女史の教えの影響が大きいだろう。独創的だなあ、と思うのだが、シャポシュニコワ自身は、どのようにしてこういう教育体系を構築したのだろうか。他の楽器からヒントを得たのかな。

公式サイトもオープンしていたようで。以下のリンクから辿ることができる。ロシア語のメニューでびっくりするが、左のメニューから英語にも切り替えられるのでご安心を(バイオグラフィをそのうち翻訳する予定)。

http://www.sergeykolesov.com/

そういえば、ディナンの本選動画もあった。課題曲ピート・スウェルツ「コテカン」の最終部分。改めて観ても、すげー。

カリーナ・ラッシャー最後の弟子

詳しい経緯は省略するが、最近、シガード・ラッシャー Sigurd Raschèrの娘、カリーナ・ラッシャー Carina Raschèrの最後の弟子である、Anna-Nora zur Niedenさんとお話しする機会を持つことが出来た。ドイツでサクソフォンを学ばれ、9歳頃からおよそ10年間に渡ってカリーナの下でサクソフォンを学んでいたそうだ。

最初はヤマハの楽器にラッシャーのマウスピースを取り付けて吹いていたこと、そのマウスピースの形状のこと、カリーナに勧められて買ったブッシャー Buescherのサクソフォンのこと、Buescherのレクチャーフィルムのこと、バッハなどのレパートリー、オーバートーンの練習、カリーナの四重奏での活動など、現在まで私自身が得たラッシャー派に関する知識を裏付ける内容だった。

しかしなにより、「Is she a good teacher?」という質問に、「Yes, yes!」と大きく頷いていたのが印象深い。素晴らしい先生であり、レッスンのたびに大きなインスピレーションを受けたそうだ。

私が今まで疑問に思っていたことの一つに、ラッシャー派の生徒たちは、いわゆる「クラシック・サクソフォンのメインストリーム」から外れた自分たちのことをどう思っているのか、ということがある。だって、まわりは皆ピカピカのセルマーを持っているのに、Buescherなどの古楽器を使うことに抵抗を感じないほうがおかしくないか?

しかし、Annaさんの話を聞くにつれ、その疑問が氷解した気がした。ラッシャー派のサクソフォン演奏に対する確固たる信念が、教え子たちに脈々と受け継がれているのを感じたのだ。楽器の良し悪しやレパートリーなんて関係ない、彼らがラッシャーの教えを存続させている理由は、もっともっとメンタル的な部分にありそうだ。

2008/08/02

SaxBiz

オーストラリアのサイト、Reed Music内にあるサックスの音源を試聴できるページ。以下のリンクから辿り、左上の作曲家のイニシャルをクリックすると、リストが表示される。

http://www.reedmusic.com/saxbiz/index.html

どの曲も、冒頭の一分間だけを試聴することができる。かなり老舗のサイトで、私が高校生だった頃以前から存在する。超スタンダードな曲からもの凄いキワモノまでと、守備範囲は実に幅広く、まだ所有CDが少ないころには良く利用していた。懐かしいなあ。「こんな響きのサックスの作品があるんだ!カッコイイ!」と、冒頭の一分間を何度も繰り返し聴いたっけ。

「Les 7 Iles」を始めとするクリスチャン・ローバの作品を、好んで聴いていた覚えがある。いまでこそ、「「Christian Lauba - Joel Versavaud / Neuf etudes pour saxophones 1992-1994(Maguelone MAG 111123)」を入手したりと、手持ちの音源は増えているが、好んで聴いていたころは何も持っていなかったからな。

ちょっと残念なのは、廃盤となったものが多いこと。私自身も、未だ「Ôsmos」「Sunthesis」は探索中。入手の望みは実に薄いが。

とはいえ、いろいろと覗いてみると、お気に入りの曲が見つかるかもしれないですぞ。当時の私は知識も少ないし、周りに流れる情報量も少なかったけれど、こういったところで目星をつけ、探索していたのだ。

2008/08/01

伊豆に

友達9人と伊豆に行ってきた。平日2日間を無理やり空けてしまう、ってのは、夏休み中の学生の特権?かも。雨も降らず、ずっとお日様に恵まれて良かった。

出発→伊東市でお昼ご飯→買出し→弓ヶ浜で磯遊び→お風呂(塩水温泉)→バーベキュー→人生ゲーム→宿泊→起きる→海で遊んだ!→海が真正面に見える温泉→夕食→道中、花火大会に2度遭遇→帰宅。

研究のことや音楽のこと、一切考えずにリフレッシュ。楽しかったあー!