指揮:山本正治、東京藝大ウインドオーケストラのセッション録音。
若手奏者を中心とした、極めて精度の高い演奏。さらに解釈も極めてスタンダードなもので、万人に勧めることができる演奏と言えよう。TKWOの演奏に続く、新世代の標準盤として、併録の他作品の録音とともに(特にC.T.スミス作品は奏者の力量がダイレクトに表出する)筆頭盤として位置づけられるものと感じた。
録音が「おや?」と思えてしまう状態なのは残念。ミキシングなのかマスタリングなのか、妙なカタマリ感があり、どこかで失敗しているような印象。
サクソフォンの布陣は、上野耕平、住谷美帆、田島沙彩、宮越悠貴(以上asax)、戸村愛美(tsax)、田中奏一朗(bsax)(敬称略)。
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