毎回伺っているが、いつも新しい世界を見せてくれるバンドだなあと思う。そのような奏者・団体の演奏会(ライヴ)にこそ、頻繁に伺いたいものだ。
Queen - "Procession" and "Father to Son"
Rush - YYZ
Uriah Heep - Traveler in Time
UK - Time to Kill
Genesis - Dancing with the Moonlit Knight
Deep Purple - Highway Star
ELP - Karn Evil #9 1st Impression Part2
Led Zeppelin - Stairway to Heaven
Yes - Heart of the Sunrise
Queen - Love of My Life (encore)
King Crimson - 21 Century Schizoid Man (encore)
松下洋(satc)、山下友教(sa)、東秀樹(a)、加藤里志(t)、丸場慶人(t)、塩塚純(b)、川地立真(b)、田中拓也(bs)、山本真央樹(drs)
2回のライヴ、そしてレコーディングを経て、かなりサウンド的にこなれ、質も上がる一方、という印象を受ける。しかし、決して予定調和に陥るということにはならない。テンション的にはかなりギリギリのところを攻めつつも、よりスタイリッシュに、より迫力を増しているのだ。(半分くらいは原曲を良く知っているのだが)説得力が増し、原曲に近づく…というより、原曲のテイストを十分に保ちつつ、新しい世界を構築している、とでも評すれば良いのだろうか。ぜひ、ロック好きの方に聴いてほしいなあ(NHK-FMのプログレ三昧に投稿したい)。
圧倒された2時間のライヴ。新曲も大量に詰め込み、短期集中型で一気にリハーサルをこなし、これだけのクオリティを提示してしまうとは、恐れ入るばかりだ。各メンバーの、楽曲中、そしてMCでの"色"のようなものが、わかりやすい形で現れてきたのも面白い。バンドとしての進化って、こういうことなのだろう。
個人的な感慨深さでいうと、やはりレッド・ツェッペリン「天国への階段」かなあ。冒頭のリフを聴いた瞬間にあまり冷静でいられなくなってしまった。ギターソロもぐっと引き込まれ、最終部では感情の洪水が押し寄せてくるようだった。ジェネシス「月影の騎士」、イエス「燃える朝焼け」なども、なんだかそれらの曲を聴いていた時の感情が蘇ってしまうのだった。
CDのリリースも来月頃に控えているそうだ。「有名なロック作品満載」「サクソフォンではないような音がする」…とのこと。楽しみだ!
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