Mallory Thompson指揮、Northwestern University Symphonic Wind Ensembleとの共演による、ティモシー・マカリスター Timothy McAllister氏演奏のJohn Mackey「ソプラノサクソフォン協奏曲」の映像。サクソフォンと吹奏楽の作品のなかでも、特に至難な(演奏技術的に難しいという意味)作品の一つであるが、至難なだけにとどまらないエンターテイメント的な面が全面に押し出されており、聴いてとても楽しい作品だと思う。第4楽章Woodから最終楽章Finaleへの流れなど、最高である…。
マカリスター氏のソロは、驚異的なレベルに到達しており、テクニカルな面はもちろんのこと、絶妙な音色の瞬間瞬間の変化についつい耳が引き寄せられてしまうのであった。現代最強のサクソフォン奏者の一人であると言ってしまっても良いのではないだろうか。バックバンドも全体を通してなかなか引き締まっており、ソリストに対する万全のサポートが心地よい。
http://www.pickstaiger.org/video/concerto-soprano-saxophone-and-wind-ensemble-2007-john-mackey
上に「吹奏楽作品のなかでも、特に至難」と書いたが、よく考えたらサクソフォンと吹奏楽の作品て難しいものばかりだな。ダール、CTスミス、マスランカ、ボルコム、長生淳(He Calls)、オルブライト、伊藤康英、フサ、スウェルツ、石毛里香etc。
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