サクソフォン協奏曲のなかでも、カレル・フサ Karel Husaの作品「サクソフォン協奏曲」は有名だが、そういえば決定盤はどれになるのだろう。個人的には、Steven Maukがイサカ大学ウィンドアンサンブルとともに演奏した録音が良いかなと思っているのだが、それほど数を聴いたことがあるわけではないので、断言しかねるのだ。
YouTubeをふらふらしていたら、なかなか面白い録音を見つけた。オクラホマ州立大学のアシスタント・プロフェッサー、Jeffrey Loeffert氏が、自身が教鞭をとるオクラホマ州立大学の吹奏楽団とともに、フサの協奏曲を共演している動画を見つけた。独奏パートだけではなく、もちろん吹奏楽パートも非常に難しいはずだが、なかなか健闘していると思う。この曲の重心は、やはり第2楽章に置かれていると思うのだが、その第2楽章を聴けば、入念にリハーサルされていることがよく分かるというものだ。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
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