この動画は凄いぞ!!
Richard Rodney Bennettがジャズサクソフォン奏者スタン・ゲッツ Stan Getzのために書かれた「スタン・ゲッツのための協奏曲」は、ゲッツの急逝により献呈先だった本人により演奏されることはなかった。代わりにこの作品の演奏を任されたのが、他ならぬジョン・ハールだったのである。1990年代初頭のイギリスで、ジャズのバックグラウンドと、クラシックのバックグラウンドを双方兼ね備えた人物など、ハール以外に考えられない。この人選はまことに理にかなっている。
たしかに、第2楽章のアドリブ部などは、スタン・ゲッツならばさらに素晴らしい演奏を繰り広げたであろう。しかし、ジョン・ハールの演奏だって、それだけ取り出してみれば十分すぎるほどの演奏だ。このハールの演奏がCDになっているのは有名で、その演奏を楽しんだ方は多いと思うが、映像などなんとその演奏動画がYouTubeにアップロードされていた。1992年、BBCコンサートオーケストラとの共演である。CDよりも、さらにハイ・テンション(当たり前か)。ハール若いな~。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
演奏後には、なんと作曲者本人も登壇。大盛り上がり!
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