2009/04/25

BUKU of HORN

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CD発売情報。こういった情報は、PCがない状況では、もっぱらメールマガジンに頼って手に入れている。ということで、下記内容のアルバムが、4/29にリリースされるようだ。

BUKU of HORN(Basta Records)
Arno Bornkamp and Others

Tallahatchie Concerto
May This Bliss Never End
Grab It!
Garden of Love
Buku

なんと、ボーンカンプによる、フェルドハウス(JacobTV)作品集!まだきちんと聴いたことのない「Buku」が楽しみだ。

ところで、フェルドハウスの作品は、海外ではかなり積極的にレコーディングされているようだが、(サックスに限らず)国内奏者がレコーディングを行った、という話は耳にしたことがない。あと5年くらい経てば、この状況もかわるのだろうか。

2009/04/21

佐藤淳一博士リサイタル2009

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ちょっとブーレーズが強烈すぎて…。あれは凄いや。スピタリゼイション?というのかな、空間を音が飛び回るようなマルチチャンネルの体験は初めてだったが、これほどの効果を生み出すとは!

【佐藤淳一 第2回博士リサイタル】
日時:2009年4月21日
会場:東京芸術大学第一ホール
プログラム:
K.シュトックハウゼン「友情に」
武満徹「ディスタンス」
P.ブーレーズ「二重の影の対話(サクソフォン版・日本初演)」

リサイタルのテーマはポリフォニー。バッハを起点とする西洋のポリフォニーに則りつつも、さらにその概念を視覚世界まで拡張したシュトックハウゼンの「友情に」、東と西の間に位置する大海を「鯨のように、自由に」泳ぎ回りながら他の何でもない自身のトーンを獲得した武満徹の「ディスタンス」、そしてIRCAMという世界最強の現代音楽研究所を興したブーレーズ。この3人を一直線に並べるプログラミングなんて、そうそう聴けるものではない。というか、まず思い付かない。

行書体で描き出されるシュトックハウゼンのフォーミュラ展開のゆるやかな繋がり、天から降ってくるような笙の響きと融合したサクソフォンの甘いサウンドが印象的な武満といったところだが、やはり肝はブーレーズだった。

鮮烈な体験。こればかりは聴いてみてくれ!と言うしかないのだ。7chのマルチチャンネルスピーカーから出力される「影」の空間移動を一度聴いてしまうと、もう2chには戻れませんぜ、という感じ。音がぐるんぐるん〜…というか、聴いているうち、まるで空間が歪んでいるような感覚にも陥りそうだった。音量のバランスも、こうして聴くと、かなりダイナミクスの幅が大きい。

また、数あるサクソフォン作品の中でも、独奏パートが最も難しい作品のひとつであるが、佐藤さんのアルトは実に流麗であった。特に、中間部から後半にかけては、圧巻。そういえば佐藤さんがアルトサックスを吹いているところ、初めて聴いたぞ。

帰りは、真っ暗な上野公園を、大雨の中歩く。靴がびしょびしょになってしまった。

2009/04/20

ポータブルプレーヤーで聴く音楽

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ポータブルプレーヤーで聴く音楽は、だいたいイギリスのサックスや、ラテンジャズである。普通のクラシックは、なんとなくイヤフォンではなく、スピーカーから聴きたい気分だ。

こちらに来てからは、まだ仮住いに閉じ込められているせいで、聴く音楽はもっぱらポータブルプレーヤーに入っているものに限られている。今はナイマンの「An Eye for Optical Theory」と「Queen of the Night」をリピートしている。カッコイイなあ。練習はかなり苦しそうだが、こういうのやってみたい。

演奏は、もちろんLondon Saxophonic。ナイマンバンドの演奏も聴きたいが、残念ながらそちらはまだ実家に置いてある。

2009/04/19

週末

住むところが、無事に決まった。東急線沿いなので、会社と同一の沿線となる。キッチンが狭いことを除けば、かなり満足できるものが見つかった!5月頭から入居する予定。

土日は物件探しのために予定を空けていたのだが、思いの外早く済んだので、土曜日の夜は世田谷で練習。音をきちんと出したのは一ヶ月ぶりになる。やっぱり、小さい音で吹くのとはコントロールの感覚が違う(あたりまえか)。ほとんどリハビリで終わってしまったため、練習のスタンスを考えないとな。

今日は、丸一日空いてしまい、明治神宮への参拝ののち、美味しいもの探しを兼ねて代々木〜原宿〜渋谷を歩いた。ラーメン、お茶漬け、カレー。脚がくたくた&お腹いっぱい。そして、涼みに入ったCD屋さんで、ダールの作品集(Argo)を中古でゲット!ジョン・ハールがダールの「サクソフォン協奏曲」を吹いているのだ。思わぬ収穫だった。

2009/04/18

住むところ

勤務地は決まったものの、住む場所については用意されないため、自力で探す必要がある。そんなわけど、この土日は不動産屋さんまわりに注力するつもり。住まいを探すための仮住いが用意されるだけ、まだましなのだろうか。

昨日も終業後に軽く見てきたのだが、徒歩7分以内でないと苦しいかも…。狙いは東急沿線。

早く住むところを決めて、引越したいなあ。

2009/04/14

勤務先決定

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昨日辞令が出て、東京都xx区某所の勤務となった。次は住むところを探さないと…。どこに住もうか。

ついでに、5/25〜6/25くらいの日程で行われる実習先も決まった。なんと、広島だそうだ。行ったことないぞ(笑)。広島というと、ノルディックサウンド広島くらいしか思い付かないなあ…。

2009/04/13

海を見に

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土曜日に雲井雅人サックス四重奏団の演奏会を聴いた後、日付がかわって朝まで飲んでた…続く日曜日は予定がなくなってしまい、しかしせっかくの休日、動かないのも癪なので、電車に飛び乗ってひたすら南を目指す。海を眺めに熱海の方面へ。

根府川で途中下車して、4番ホームの端っこで、ぼーっと一時間。綺麗だったなあ。暖かくて、風が気持ちよくて…。

続いて熱海を経由し、伊東まで足を伸ばしてみたが、観光地化され過ぎてて、こちらは興ざめてしまった。

2009/04/12

雲井雅人サックス四重奏団第7回定期演奏会

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【雲井雅人サックス四重奏団第7回定期演奏会】
出演:雲井雅人、佐藤渉、林田和之、西尾貴浩
日時:2009年4月11日 14:00〜
会場:浜離宮朝日ホール
プログラム:
J.S.バッハ「パルティータ第4番」
G.ワナメーカー「四重奏曲」
J.リュエフ「四重奏のためのコンセール」
A.デザンクロ「四重奏曲」
P.ウッズ「3つの即興曲(改訂版)」

長野県から進学のために飛び出し、関東に出てきて初めて聴いたプロの四重奏が、雲井雅人サックス四重奏団だった。そういえば、その時の会場も浜離宮朝日ホール。「東回りの風」や「トニーへの歌」を聴いた衝撃は未だ忘れられない。懐かしいな。

昨年末のクリスマスコンサートは聴きに伺えなかったし、いつ以来ということになるだろうか。美しい音と発音で、和声ががっちりと構築されて、過度に飾らないシンプルな音楽が立ち上がってきて、ああ、雲井Qだなあと思った。例えばバッハなんかは、どこに音楽の落としどころを持っていくのか興味があったが、ファーストアルバムの「マウンテン・ロード」で聴いた、衝撃的な冒頭から始まって、まさにあの音楽が眼前に拡がるさまを目撃した。

ワナメーカーやウッズでは、一つの側面に陥らずに、曲の持つ様々な表情を引き出していたのが印象的。あ、ウッズの第一楽章のExtended Soloが、猛烈にカッコよくて楽しかった。そしてデザンクロとリュエフ!言葉では言い表せないけど、ものすごく感動した。あれはなんだったんだろうかな。まさにデザンクロの音楽であり、リュエフの音楽であったと思う。実演録音とも、何度も聴いている曲のはずだが、こういった演奏を聴くと、まだまだ余地はあるのだなと感じる。深淵な楽曲だ。

会場では、ミクシで有名なだみあんさんやたろさんと、初めてお会いできたのは収穫だった。あと、久々に武蔵のKさんや、shim@さんともお会いできた!

終演後は銀座某所にて、つくばの後輩と飲み…。途中から雲井雅人サックス四重奏団の本打ち上げの方々も、同じお店の近くのパーティションにいらっしゃって、楽しい時間を過ごした(^∀^)!!

2009/04/11

10日が経過、今日は雲井Q演奏会

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はなきん(死語?)っていいですね。大学の時は、次の日が平日だろうと節操なく?飲んでいたが、社会人になるとメリハリがある感じ。あ、あと社会人になった途端にビールが飲めるようになったのが不思議。モルツがお気に入り(笑)だが、飲み過ぎには注意注意…。

会社のほうは研修が終了し、次は配属。配属地がわかったら、ブログでもミクシでも、お知らせしようかと思う。

まだまだしばらくは仮住いであるので、PC環境、ネット環境ともに、未だ整わず。ブログに書きたいことたまっているのだがなあ…。

先週も今週も、休日は好きなように過ごしている。今日は、14:00からの雲井雅人サックス四重奏団を聴きに、浜離宮へ伺う。

2009/04/09

ハンニバルレーベルのジョン・ハール

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ジョン・ハールって、一言で表せないくらいの多才な音楽家であり、才各方面に関する才能の塊だけど、とかく演奏に関しては、フレーズの持続力にその凄さを感じる。

ハンニバルレーベルに吹き込まれたジェレミー・ウォール作曲「エレジー・フォー・トレーン」の演奏を聴き、目玉が飛び出るかと思った。こいつは凄いや。アルバム「ハバネラ」は、日本ではあまり流通してないし、クラシックサックスの世界には顔をしかめる向きもあろうが、私的にはけっこうな名盤だと思っている。こういう演奏を1980年代にしてたのか…唖然とするほかない。

2009/04/05

サルサマニア101st

(ロッソ記事に引き続き、こちらも携帯から更新)

ロッソさんを拝聴したあとは、mckenさん出演の、オルケスタ・デ・ラ・カンダ始め、3つのサルサバンドの出演によるコンボライブ@江古田Buddyを聴きに。お酒を飲みながら、3時間に及ぶ充実の時間…。

いやあ、めちゃくちゃ楽しかった!サルサって、踊れちゃうのがいいですね!初めてだったけど、ノリで飛び出していって、ステージ前方で楽しく踊ってしまった(笑)ヽ(´∇`)ノステップも、何となく2種類くらい覚えた!

誘っていただいてありがとうございました>mckenさん。今度は、つくばとか他のお知り合いの人も誘いたいなー。

サクソフォーノ・ロッソ6th

【サクソフォーノ・ロッソ第6回定期演奏会】
日時:2009年4月5日 14:00開演
会場:なかのZERO小ホール
プログラム:
J.ウィリアムズ「スターウォーズ」
湯山昭「ディヴェルティメント」
D.マスランカ「マウンテン・ロード」より
J.ノレ「フリッソン(独奏:西尾貴浩)」
L.バーンスタイン「序曲『キャンディード』」
L.バーンスタイン「ウェストサイドストーリー」より

携帯からなので細かく感想など書けないのだが、個人のレベルもラージとしての精度も、とても高い。すごいなあ…。それは、門下繋がりであることと無関係ではないだろう。

西尾氏の圧倒的なフリッソンや、柏原卓之氏編(相変わらずの名アレンジ!)のウェストサイドでの、遠藤朱美さんの各所でのソロを筆頭に、聴き所の実に多いこと。

終演の後に仙台サックスのmelissaさんにご挨拶できたのも、収穫だった。

2009/04/02

ギャルド1961年録音&1984年映像発売!

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木下直人さんからの情報。これは、すごい!

NHKの出版部より、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の録音と映像が発売されるそうだ。しかもそれがただの映像ではなく、フランソワ=ジュリアン・ブラン率いるギャルドの、1961年の伝説の初来日公演の録音(11月11日)と、ブートリー指揮の1984年の再来日時(9月30日)の幻の映像…生放送のみだったため、映像の所有者は非常に少ない…ということだから、驚きだ。

1961年の録音については、昨年ラジオ放送されたものを最高の状態でトランスファーしていただいたものを木下さんより頂戴した(以前ブログでも紹介した)。また1984年の映像についても、木下さんご自身がβで録画して保管&デジタル化したものを頂戴した。いずれも、日本国内の交響吹奏楽の歴史に刻まれるべきエポックメイキング的な貴重な資料であり、特に1961年の録音は、その素晴らしい演奏と驚異のプログラミングに驚いた。

その1984年の映像と1961年の録音が、NHKから発売されるとは!どのような経緯があったかは知らないが、これまでの関係者の方々の努力と情熱が実を結んだとも言えるのではないだろうか。これまでの様々な道のりは、

アマゾン始め、各所で予約開始しているようだ。アマゾン等で、「ギャルド」と検索していただきたい。PCが使えたら各所へのリンクも張るのだが、携帯だと無理なのが残念。ちなみにアマゾンでは、5000円台という驚きの低価格!

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ブログの他記事には、コメントも頂戴していながら、携帯からはお返事を書けない状況。再来週くらいにはなんとか環境が揃う…だろうか。最長で、場合によっては3ヶ月くらいはインターネット関連は不自由な環境が続く。