【雲井雅人サックス四重奏団第7回定期演奏会】
出演:雲井雅人、佐藤渉、林田和之、西尾貴浩
日時:2009年4月11日 14:00〜
会場:浜離宮朝日ホール
プログラム:
J.S.バッハ「パルティータ第4番」
G.ワナメーカー「四重奏曲」
J.リュエフ「四重奏のためのコンセール」
A.デザンクロ「四重奏曲」
P.ウッズ「3つの即興曲(改訂版)」
長野県から進学のために飛び出し、関東に出てきて初めて聴いたプロの四重奏が、雲井雅人サックス四重奏団だった。そういえば、その時の会場も浜離宮朝日ホール。「東回りの風」や「トニーへの歌」を聴いた衝撃は未だ忘れられない。懐かしいな。
昨年末のクリスマスコンサートは聴きに伺えなかったし、いつ以来ということになるだろうか。美しい音と発音で、和声ががっちりと構築されて、過度に飾らないシンプルな音楽が立ち上がってきて、ああ、雲井Qだなあと思った。例えばバッハなんかは、どこに音楽の落としどころを持っていくのか興味があったが、ファーストアルバムの「マウンテン・ロード」で聴いた、衝撃的な冒頭から始まって、まさにあの音楽が眼前に拡がるさまを目撃した。
ワナメーカーやウッズでは、一つの側面に陥らずに、曲の持つ様々な表情を引き出していたのが印象的。あ、ウッズの第一楽章のExtended Soloが、猛烈にカッコよくて楽しかった。そしてデザンクロとリュエフ!言葉では言い表せないけど、ものすごく感動した。あれはなんだったんだろうかな。まさにデザンクロの音楽であり、リュエフの音楽であったと思う。実演録音とも、何度も聴いている曲のはずだが、こういった演奏を聴くと、まだまだ余地はあるのだなと感じる。深淵な楽曲だ。
会場では、ミクシで有名なだみあんさんやたろさんと、初めてお会いできたのは収穫だった。あと、久々に武蔵のKさんや、shim@さんともお会いできた!
終演後は銀座某所にて、つくばの後輩と飲み…。途中から雲井雅人サックス四重奏団の本打ち上げの方々も、同じお店の近くのパーティションにいらっしゃって、楽しい時間を過ごした(^∀^)!!
2 件のコメント:
あわわわ、こちらこそお会いできて光栄でした。ファンなので(笑)
これからのご活躍、勝手に期待しています!
> たろうさん
いえいえ、こちらこそ声かけていただいて恐縮です。今後ともよろしくお願いいたします。
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