こどもたちがスヌーピーにハマっている関係で、昔のピーナッツの映画「A Boy Named Charlie Brown」を観た。途中、ベートーヴェン大好き、シュローダーがピアノで「ピアノ・ソナタ第8番"悲愴"」を弾く場面が出てくるのだが(その時の映像はややサイケデリックで面白い)、それがまあ見事な演奏で、劇中でも印象に残る箇所であった。
誰が弾いているのかなと思ってクレジットを見ると、なんとIngolf Dahlの名前が!作曲者としてだけではなく、ピアニストや指揮者としても活躍していたことは知っていたが、まさかこのようなところで発見するとは思わず、驚いてしまった。以下、英語版のWikipediaからの抜粋の翻訳だが、しっかりその映画についても触れられている。
彼はエンターテインメント業界でも働き、 1941年にエドガー・バーゲンと彼の人形劇のピアニストとしてツアーし、その後1942年と1956年にはコメディアンのグレイシー・フィールズのためにツアーを行った。彼はトミー・ドーシーのために編曲をプロデュースし、ヴィクター・ボルジの編曲者兼指揮者を務めた。彼はベニー・グッドマンにもクラシックのレパートリーの個人レッスンを与えた。彼は、フォックス、ゴールドウィン・スタジオ、コロンビア、ユニバーサル、 MGM、ワーナー・ブラザース、およびポストプロダクション会社トッド・AOの多くの映画のサウンドトラック・オーケストラで鍵盤楽器を演奏した。彼はテレビ番組『トワイライト・ゾーン』にも取り組みました。この作品がもたらした収入には感謝しているが、『スパルタカス』の制作中、音符は他のいくつかの楽器でも倍増されているのに、「チェレステでいくつかの音を鳴らす」ことがいかに無意味であるかについて不満を漏らしていた。ダールは弟子のポール・グラスが『アブダクターズ』 (1957年)のサウンドトラックを指揮し、 1969年のアニメーション映画『A Boy Named Charlie Brown』ではベートーヴェンの悲愴ソナタの第2楽章と第3楽章の両方を演奏した。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ingolf_Dahl
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