昨日の筑波大学吹奏楽団第55回定期演奏会は、撮影スタッフ(ビデオカメラのコンソール役)としての参加。そんなわけで落ち着いて聴いてもいられなかったのだけれど、演奏・進行・演出がバランスよくまとまっていて、とてもよい演奏会だったと思った。
演奏でもいろいろ印象に残った場所はあるけれど、中高生を迎えての合同ステージで聴いた「第六の幸福をもたらす宿」のダイナミックなサウンドと、直後に演奏された「ディスコ・キッド」のノリには客席が大いに沸いていた。
クラシックステージの音色はとてもこなれてきてる感じ。随所で抜群の美音を聴かせるソリスト、オブリガート。なにわオーケストラルウィンズの「心を運び去る超美音」というキャッチフレーズが思い浮かんだ。
ポップスステージで演奏された難度の高い「マシュ・ケ・ナダ」も抜群の安定性を誇り、フルート、トランペット、ドラムス、などソリストも最高。「マシュ・ケ・ナダ」に限らず、ポップスステージであれだけレベルの高いソロを大量に披露できる団体って実はなかなかないんじゃないかな。そんなことないか?
なんだか普通のコンサートレビューみたいになってしまったが、それだけ演奏会として良かった、ということで。
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