2019/11/10

2人目

11月7日に、2人目の子どもが生まれた。母子ともに元気。妊娠中から頑張ってくれた妻、なにかと我慢の多かった長男、いろいろ気にかけてくださった家族・知人の皆様に感謝。家族4人、仲良く過ごせる家庭を築き上げていきたい。

2019/08/25

原博巳さんの訃報

原博巳氏の訃報。情報を知ったのは8/24の夜だったのだが、あまりに突拍子の無い、現実感の無い話だったため、最初は何かの間違いではないかと思った。しかし、8/17を最後に途絶えたブログの更新(13年近くにわたって毎日更新されていた)や、直前まで参加されていた阿蘇の講習会主催の、斎藤氏のFacebook上での書き込みを見て、徐々に確信へと変わっていった。講習会終了後、滞在先のホテルで脳出血、発見が遅れ、手遅れになってしまったと聞いた。

言いすぎかもしれないが、生と死がこのような近い場所にあると感じたのは、人生の中で初めてかもしれない。持病も無く(実際は知らないが…)、当たり前のように当然のように身近にいた方が、フッといなくなってしまった。そのようなときに、このような気持ちになるのか、という思い。逆に言うと、未だに、状況を飲み込むことができていないのだ。身内や、友人・知人の死から感じるものとも違う、何か未だに頭の一部がボーっとして、夢と現実の狭間にいるような感覚だ。

今頃、鎌倉の「海の見えるお気に入りの場所」へと還ってきているのだろうか。生前、ご本人は、笑い話のごとくネタとして話されていたのだが、幼少期から育った鎌倉を知り尽くした、原さんならではの話だった。今となっては、誰もその場所を知ることはできなくなってしまったのだが…。

44歳、演奏家として、今後ますます期待が活躍される歳での、あまりに早すぎる死だ。ご本人の演奏や、僅かながらもご一緒した思い出は、またの機会に記したい。

2019/07/09

こんな「神秘的六重奏曲」

元の曲を知っていると楽しめる、いわゆる「ジャズスタイルの解釈」にあたるのだろうが、選曲が突き抜けている。まさかヴィラ=ロボス「神秘的六重奏曲」を取り上げるとは…そもそもアルバム・タイトルからして「Villa-Lobos Superstar」であり、ヴィラ=ロボスの作品をジャズ・カルテット(フルートorサクソフォン)+ギター+弦楽四重奏曲という編成で全編収録してしまう、というコンセプトなのだが、いや、それにしても。

原曲の微温的な雰囲気から付かず離れず、絶妙な距離感のアレンジ。狙ってここに落ち着けたとは思えないが、結果的に極めて面白い内容となっている。突然ドラムスの刻みが入ったり、9/8が3/4に置き換えられていたり、[10]のアダージョが妙なマーチ風になっていたり、ネタを挙げていけばキリがないが、とにかく原曲を知っている方は一度聞いていただきたい。

…この衝撃は、Gerald Preinfalkの「My Scaramouche」以来だなあ。

団体の公式アカウントが曲をyouTubeにアップロードしている:


とある音楽祭での演奏動画もアップロードされていた:

2019/06/27

第10回サクソフォン交流会&交流会休止宣言

第10回サクソフォン交流会が無事終了。事務局よりアナウンスしたとおり、今回の交流会をもってこれまでの形は休止となる。最後の2回は、事務局ほぼノータッチであったが、10回にわたって事務局・アンサンブル参加は皆勤。

「交流会」の名の通り、このイベントを通して実に多くの方と知り合いになれたことが、私にとって最も大きな糧だ。さらに、この出会いをきっかけとして、演奏でご一緒したり、全く別のイベントに誘われたり…ということもあった。私が直接絡んでいない部分でも、交流会をきっかけとして、演奏を一緒に…という話も、様々な場所であったようだ。交流会を超えて枠が拡がるのは、いかにもサクソフォンならでは、という印象を受ける。

また、全く別の側面として「こんな面白い曲があるよ」を、交流会の機会に何度も紹介できたことも嬉しかった。初期のころは、Tsukuba Saxophone Quartetとして、中期は関東サクソフォン連合として、後期はサクソフォン+ピアノのアンサンブルとして…。日本初演だったり、委嘱初演だったりをしたのは以下。
Traditional/Benoit Menut「Trip to Skye」
Keith Emerson/Pete Ford「Trakus」
Juan Luis del Tilo「Tormenta Tango」
Alfred Desenclos「Salve Regina」
Barbara Thompson「Celebration」
小倉大志「星を掴みに出かけた音楽家たち」

関東圏と、それ以外での開催を繰り返していたことも、良かった点だと思う。特に、関東以外での開催の時は、演奏旅行気分でとても楽しかった。地産の美味に舌鼓を打ち、演奏会翌日には観光し…。特に高松は思い出深い。仕事の繁忙期と、私生活の変化(結婚に伴う引越し)が重なり、さらに事務局内部の一部タスク進捗が思わしくなく、事務方として最も苦労したのだった。睡眠時間が足りない中で交流会をなんとか終え、翌日、もぬけの殻のようになったまま、スマホで癒やしスポットを探し、フラフラと琴電に乗り、仏生山温泉に浸かったことを思い出す。その時の風景や、照りつけるような日差しを思い出す。

第2、4、5、6、回は、交流会事務局のマネージャーも務めた。マネージャーとしての私の主な仕事は、業務のデジタル化・システム化・定形化。様々なツールを活用し、業務を人依存にならないよう、システマティックに進められるような整備を行った。また、関東以外での開催の実現(初回が名古屋、次が高松)も大きな仕事だった。

いずれも素晴らしい事務局メンバー、素晴らしい現地協力団体メンバーと仕事を進められたことが、今でも印象に残っている。名古屋と高松の開催の際には、単身、自腹切って現地へ飛び、協力要請を行った。ひと月に一度の進捗会議では、仕事終わりに手弁当で集まって、お酒を飲まずに10時、11時まで課題解決の話し合いをするのだ。できなかったことは、事務局のタスク削減と新規事務局メンバー定着化(第10回まで尾を引いた…)。

いったん現在の交流会の形が打ち止めとなるのは、事務局メンバーの私生活変化に伴い、これまでほど事務局の仕事に時間を割けなくなったことが、大きな理由。事務局メンバーの入れ替わり(若返り)を目指したかったのだが、定着率が悪く、叶わぬままだった。

いったん立ち止まって、事務局の方々と、これからの在り方を考えたいところ。サクソフォン交流会は「目的」の定義が極めて明確なので、それに沿った形で、今後も(機会があれば)何か楽しそうなことを成していけば良いのかなと思っているが、さて。

2019/04/25

ヘムケ氏の訃報

フレデリック・ヘムケ氏の訃報。昨年まで精力的に活動を重ねており(コングレスでもお姿を拝見した)、まだまだお元気だと思っていたのだが、突然の訃報に驚いた。時は進むのみ、偉大な人物はいつしか亡くなっていく…とはいえ、悲しいものだ。

数年前、国立音楽大学の企画に招聘され、実演(パイプオルガンとの共演)に接することができたことは幸いであった。

録音で印象深いものは、以下。
・第9回コングレスのサンドロフ作品演奏
・ペッテションの交響曲第16番
・3枚のLP「Contest Music for Saxophone(Lapider Records)」「The American Saxophone(Brewster Records)」「Music for Tenor Saxophone(Brewster Records)」

ご冥福をお祈りします。

2019/03/20

カメラを購入:SONY α6400

2015年春に購入したSONY α5100、なかなか良いカメラだったのだが、子が少しずつ大きくなり、動き回る子を補足するためのオートフォーカス性能に不満が出てきたため、1年ほど前より買い替えを検討していた。APS-Cの後継機をずっと待っていたのだが、今年に入り、ぴったりな機種「α6400」が発表され、購入を決意した。人気が出ているようで、注文から到着まで2週間弱。わくわくしながら使い始めてみると、期待通りのフォーカス性能!公称値「0.02秒」は伊達ではない。特に、ウリのひとつである「瞳AF」には驚き。今度、休みの日に子供とでかけて、走り回る子供を長尺レンズで捉えてみよう。どのくらい食いつくかが楽しみ。

引き続き、近日中にSEL100F28GMを購入予定。特殊な光学設計により、世界で最も美しいボケを描くとの呼び声高い「STFレンズ」だ。広角から望遠まで一通り揃ったため、レンズはしばらく打ち止める予定。

2019/03/15

NHK-FMでマルセル・ミュール特集

木下直人さん経由で情報をもらったのだが、今度の日曜日、3/17 9:00-11:00、NHK-FMの「名演奏ライブラリー」という番組にて、2時間にわたりマルセル・ミュール氏の特集が放送される。

http://www4.nhk.or.jp/meiensou/x/2019-03-17/07/72981/4665473/

嬉しいことに、以前解説下記を担当したCDも取り上げられるようだ(原盤所有・復刻はもちろん木下直人さん)。

http://greendoor.jp/products/products_new.php?pnum=GD-2057