2024/01/20

ヴォルフガング・ヤコビの協奏曲

シガード・ラッシャー Sigurd Rascher氏の演奏による、ヴォルフガング・ヤコビ Wolfgang Jacobi「サクソフォン協奏曲」の録音。Jan Koetsier指揮バイエルン放送交響楽団との共演。

ドイツ生まれの、ネオ・クラシカルの流派に属する作曲家であるヤコビは、ラッシャー氏とのコラボレーションにより多くのサクソフォン作品を書いているが、「サクソフォン協奏曲」の、ラッシャー氏による演奏が残っていたとは知らなかった。

https://archive.org/details/cd_schoenbachm-toch-martin-jacobi-composition_dieter-schoenbach-ernest-toch-frank-martin/disc1/07.+Wolfgang+Jacobi+-+Saxophone+Concerto.flac

ごく短い作品ではあるもの、前後半の対比により、サクソフォンの特徴を極めてよく引き出している作品だと感じた。ラッシャー氏のサクソフォンも冴えわたっており、冒頭の、まるでフルートのような音色から、後半のテクニカルな箇所まで、見事な演奏を繰り広げている。

ヤコビの功績を伝えるページには、ラッシャー氏と写った写真が掲載されていた。



2024/01/16

武藤賢一郎氏のアーカイブが更新

 武藤賢一郎氏の録音アーカイブが1ヶ月ほど前に更新されていた。シューベルト「セレナーデ」と、ディニク「ホラ・スタッカート」。これらの作品の演奏は、それぞれ「スーパー・ヴィルトゥオーゾ」「アメージング・サクソフォーン」というFontecのアルバムに収録されているが、同一ソースか、別ソース(ライヴ録音等)かは、判別することができなかった。



2024/01/14

Nagisa Ariza Piano Studio - Student Piano Recital

コンサートに伺ったのは久々だった。ベイエリアで長くピアノ指導に携わる有座なぎさ氏の「NAGISA ARIZA PIANO STUDIO」の生徒による発表会。下は4歳から上は15歳まで、弾く作品の尺もレベルも様々。3時間近くにわたる演奏を興味深く聴いた。

最初の「Solo Piano」ステージは、どの生徒さんも立派な演奏。これは私の印象だが、何となく男の子のほうが飄々と、女の子のほうが緊張して、それぞれ弾いているような傾向があるなあ。場面によってしっかり音色を弾き分けているのは、指導の賜物か、その子の特性か…は分からなかったが。おおっ、と思う瞬間をいくつも発見した。トリを務めたLisa Saitoさんの演奏、特にLiebermann、Chopinは一流で、聴き応えがあった。

ディズニー100周年を記念した連弾のディズニー特集を含む、「Four Hands」ステージ、兄弟姉妹のデュオ、というのは、練習風景などを想像すると理屈抜きに微笑ましいものだ。リラックスして、楽しく聴くことができた。

「Piano Trio」ステージに出演したヴァイオリンのYujin Ariza氏と、チェロのElena Ariza氏…共にジュリアード音楽院で音楽を専攻した経験あり…が、後半のピアノトリオステージに登場し、実に見事な演奏を生徒さん達と繰り広げていた。こうして間近で、デッドな音響環境で聴くと、撥弦楽器と、ピアノ(弦を打鍵する楽器)の、アンサンブルとしての相性の良さが際立つ。ハイドンの「Trio No.39」第3楽章のような作品での最後の煽るようなハイ・テンションな演奏を聴くと、これはサクソフォンでもきっと負けないぞ、と思うが、アントン・アレンスキーやクララ・シューマンの冒頭にあるような繊細なフレージングは、サクソフォンでは実現し難いものだなと、感じ入ったのだった。

写真は、会場のMountain View Center for the Performing Arts。


2023/12/27

家族が到着

 12/20に家族がアメリカに到着し、生活立ち上げ中。落ち着くのはもう少し先になりそう。

2023/11/19

車の中で音楽を

アメリカ赴任開始後、当たり前のように車での移動が主となり、1か月半で1200マイル程度走った。通勤は車、また、休日の遠出も車で、車の中で自分好みの音楽を聴く機会が増えた。

使うのはYouTube Musicで、音声をBluetoothで車のオーディオシステムに飛ばしている。クラシックサクソフォンを聴くこともあるが、その時の気分で雑多に鳴らしておくことが多い。クラシック(オーケストラや室内楽や吹奏楽、時代も様々)、ジャズ、フュージョン、プログレッシブロック、ラテン、ゲームミュージック…など。びっくりするのは、さすが広大なだけあって、辺鄙な場所をドライブしに行くと携帯の電波がつながらなくなること。いくつかのアルバムはあらかじめローカルストレージに入れてある。



2023/10/30

West Valley Music訪問

早速仕事も忙しく、それ以前に生活の立ち上げなどもありなかなかゆっくりできない。家も決まり、一時滞在のホテルから引っ越したのが1週間前。2日間かけて掃除をしてなんとか過ごせるようになった。慌ただしいが、幸いにして睡眠がある程度以上は取れていて比較的心身ともに調子が良い。また、車の運転を兼ねていろいろと見て回っているのだが、アメリカの楽器屋さんにも行ってみた。

West Valley Musicという、El Camino Real(!)という名の通り沿いにあるマウンテンビューの楽器屋さん。楽譜や小物の在庫あり、音楽のレッスンなども行っているようだ。試しにソプラノのマウスピースを…とお願いしたところ、ヴァンドレンの新品とルソーの中古が。種類が満遍なく揃っている、というわけではないみたい。ちなみに、サクソフォンの楽譜コーナーの真正面にて見つけたのが、ゲイリー・ショッカー/松下洋編の「3つのダンス」の楽譜で、ちょっとびっくり。

なんか良い演奏団体ないかねえ、と相談したところ、やはりというかなんというか、Foothill Symphonic Windsを勧められた。ここは連絡を取ってみるつもり。

2023/10/04

アメリカへ赴任

本日、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼへと渡航する。会社の現地事業所において3年程度の勤務となる。