あと3時間とちょっと、日本時間の4/29 3:00amより、ファジル・サイ Fazil Say作曲の、サクソフォン四重奏と管弦楽のための「プレリュード Preludes」がライヴ放送される。演奏は、Peter Oundjian指揮フランクフルト放送交響楽団、サクソフォン四重奏は、初演者であるラッシャー・サクソフォン四重奏団が担当する。
25分ほどの、4曲からなる作品。もともとはリンツのブルックナー管弦楽団が委嘱し、2015年にラッシャー四重奏団を迎えて初演された作品。各曲には、以下のような文学作品の名前が付与されており、これらの作品の複雑で情緒的な世界からモチーフを借り入れ、作品として結実させたもの…とのこと。表面的な音楽のスタイルは、"オリエンタル"といった部分が強く現れている。
I Siddhartha (Hermann Hesse) ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」
II Weiße Nächte (Fjodor Dostojewski) ドストエフスキー「白夜」
III Die Verwandlung (Franz Kafka) フランツ・カフカ「変身」
IV Der Fremde (Albert Camus) アルベール・カミュ「異邦人」
映像はこちらから:
http://concert.arte.tv/de/fazil-say-rascher-saxophone-quartet-peter-oundjian
音声はこちらから(まさかのFlashサイトなので、Google Chrome等、Flash非対応ブラウザをお使いの方はご注意を):
http://www.hr-online.de/website/static/streaming_popup/mp3streamer.jsp?client=hr2
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