2016/05/27

最近のいろいろ

第7回サクソフォン交流会2016は無事終了、しばらく確定している本番の予定は無くなった。吹奏楽関係で、すでに立ち上がっている話が2つほどあるが、どうなることやら。

交流会の興奮冷めやらぬその次の週末、5月20日に川崎市に引っ越し。妻のお友達の助けも借り、何とか無事終えることができた。

引っ越し後、自宅にインターネットの環境がなく、まともにブログを更新できない。工事が来週末であるため、少なくともそれまでは更新が滞る。この記事は、BloggerのAndroidアプリを利用して投稿している。

2016/05/14

【再掲】演奏会ご案内:第7回サクソフォン交流会2016

もう明日…ではなく、今日か。とっても楽しみだ!ぜひ遊びにいらしてくださいませ~。

【第7回サクソフォン交流会2016】
日時:2016年5月14日(土) 開場12:45 開演13:00
会場:川崎市高津市民館・大ホール(→高津市民館公式サイト 神奈川県川崎市溝の口駅付近)
アドバイザー・指揮:原博巳
内容:
1)アンサンブルステージ
全国から集まったサクソフォンアンサンブルがそれぞれ演奏を披露するステージ。
2)企画ステージ「目から鱗のサクソフォン講座 ~原博巳先生を迎えて~」
サクソフォン演奏・合奏における、フレーズの取り方やハーモニーの作り方、ビブラートのかけ方などを中心に、
「楽譜の読み方を学ぶ」というコンセプトで、ステージ上で原先生のワンポイントレッスンを進めます。
3)全員合奏ステージ
参加者全員による演奏ステージ。

私は、"くりよこさとりお"という団体でアンサンブルステージに出演する予定。旭井翔一氏の「女なんて星の数ほどいるさ、星には手が届かないけどね」と、サミュエル・バーバー「思い出」からワルツを演奏する。

原先生を迎えてのステージも楽しみだ。原先生の指揮で、グレインジャーの「デリー地方のアイルランド民謡」、独奏(吹き振り)でモンティ「チャルダーシュ」を演奏する。また、サクソフォン講座、というのも新しい試みであり、楽しみだ。お時間のある方、ぜひお越しください。

2016/05/10

第5回ロンデックス国際コンクール要項速報

※下記内容はすでに更新され、最新情報と乖離が発生しています。公式な最新情報を確認してください。

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Facebookページに速報がアップされていた。
https://www.facebook.com/groups/jmlisc/permalink/1195764167101272/

非常に驚いたことに、第2ラウンドにおいてサクソフォンとエレクトロニクス作品の演奏が必須となっている。サクソフォンの国際コンクールでこのような選曲がなされる、という前例を聞いたことがない。非常に面白い試みであると思う(が、参加者は大変だろう…)。ぜひ「Mixtion」の名演を聴いてみたいものだ!また、最終ラウンドがフランソワ・ロセの難曲「Wend'kreis」。松下くんがストラスブール管弦楽団と初演した作品だ。初演の演奏を聴いた感想は、こちらにアップしてある。

※以下の情報はあくまで速報を試訳したものです。コンクール参加にあたっては、必ず公式な要項を確認してください。

期間:2017年7月9日-22日
会場:タイ・マヒドール大学
対象者:1985年7月9日以降に生まれた奏者

第1ラウンド課題曲(最大20分、List1より2曲、List2より1曲):
List 1.
– Two of the 25 Capricen op. 153a (1929) by Sigfrid KARG-ELERT (1877-1933). Choice of saxophones at the discretion of the candidate based upon by the character of the Caprices chosen (Editions Zimmerman (www.zimmermann-frankfurt.de) ou Southern Music.
List 2.
– One of « 9 Études » for solo saxophone by Christian LAUBA (Alphonse Leduc Music Publications; or
– Hard too Hard (tenor saxophone) by Christian LAUBA (Alphonse Leduc Music Publications); or
– Xyl–Balafon II- (alto saxophone) by Christian LAUBA (Alphonse Leduc Music Publications); or
– Kabuki (soprano saxophone) by Christian LAUBA (Alphonse Leduc Music Publications); or
– Arak (soprano saxophone) by Christian LAUBA (Resolute Music Publications); or
– Partyta (soprano saxophone) by Christian LAUBA (Resolute Music Publications) or
– Bumble Beebop (alto saxophone) by Christian LAUBA (Resolute Music Publications); or
– Bebop (alto saxophone) by Christian LAUBA (Resolute Music Publications); or
– Flamenco (alto saxophone) by Christian LAUBA (Édition Resolute Music Publications); or
– Steady study on the boogie (alto saxophone) by Christian LAUBA (Éditions Billaudot); or
– Oxyton (baritone saxophone) by Christophe HAVEL (Éditions. P.J. Tonger-Germany); or
– Strata (tenor saxophone) by Colin LABADIE (http://www.colinlabadie.com/strata.html); or
– Discoïdal (tenor saxophone) Thierry ALLA (Resolute Music Publications).

第2ラウンド課題曲(最大35分。ListAより1曲、ListBより1曲。ListBの作品演奏にあたっては、必要に応じて技術スペシャリストと相談可能)
List A.
– Légende (version for alto saxophone and piano) by André CAPLET (Resolute Music Publications); or
– Légende op. 66 (alto saxophone) by Florent SCHMITT (Édition Durand); or
– Sonate (alto saxophone, with Finale by Jean Marie LONDEIX), by Paul HINDEMITH (Édition Schott); or
- Sonate (alto saxophone) by Pierre-Phillipe BAUZIN (Édition Leduc); or
- Sonate (alto saxophone) by Edison DENISOV (Édition Leduc);or
- Chant Premier (tenor saxophone) by Marcel MIHALOVICI (Édition Heugel); or
- Music for tenor saxophone by William KARLINS (Southern).
List B.
- Mixtion by Pierre JODLOWSKI for tenor saxophone and electronics. Éditions Jobert (info@jobert.fr), 27 Bvd Beaumarchais F-75004 Paris France; or
- Dissidence Ib by Christophe HAVEL, for soprano saxophone and electronics. Éditions BABEL SCORE, quai de l’Horloge –F75001 Paris, France http://www.babelscores.com
- contact@babelscores.com)39; or
- L’Air d’ailleurs by Fabien LEVY, for alto saxophone and electronics. Éditions Billaudot (info@billaudot.com) http://www.billaudot.com; or
- Chymisch by Hector PARRA, for baritone saxophone and electronics. Éditions Trito Musicals, Enamorats, 35, 37 balxos E-08013 BARCELONA – Spain- http://www.trito.es).

最終ラウンド課題曲(オーケストラとの演奏):
- Wend’kreis – Cercle des vents- for saxophone (alto + soprano saxophone) and orchestra, by François ROSSÉ Éditions Hody : CAP SUD 2 Bt.D 15 rue Henri Lemarié F-35400 SAINT MALO France. (hody_emmanuel@hotmail.com)

2016/05/09

旭井翔一編「ラプソディ・イン・ブルー」の映像

旭井翔一さんがアレンジした、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」の動画が、テレビマンユニオンのメディアページにアップされていた。ぱんだウインドオーケストラ(指揮:山田和樹、コンサートマスター:上野耕平)と、反田恭平のピアノ独奏による演奏だ。ぱんだウインドオーケストラは、東京藝術大学の同期により結成された吹奏楽団。最近ではメディアへの露出も多い。

肝心の編曲者名が書かれていなかったり(!)、望遠レンズの周辺収差がカラーテレビ黎明期並の酷さだったり、演奏以外の部分で突っ込みたい部分はあるのだが、いやはや、編曲と演奏の面白さに要注目!

旭井君の、非常に巧みなアイディアが随所に散りばめられたアレンジ(まず開始1分半で驚かされ、その後も全曲にわたって実に楽しい)と、それを見事に具現化する山田和樹&ぱんだウインドオーケストラのコンビ、ピアノの反田氏の"遠慮のない"弾きっぷり。

違いを楽しむ、という意味で、普通の「ラプソディ・イン・ブルー」を知っている人に、特に知られてほしい内容だ。

視聴は以下のリンクから。
http://tvuch.com/social/218/

2016/05/08

演奏会ご案内:第7回サクソフォン交流会2016

サクソフォン交流会が迫ってきた。今回も、事務局員として動いている。

【第7回サクソフォン交流会2016】
日時:2016年5月14日(土) 開場12:45 開演13:00
会場:川崎市高津市民館・大ホール(→高津市民館公式サイト 神奈川県川崎市溝の口駅付近)
アドバイザー・指揮:原博巳
内容:
1)アンサンブルステージ
 全国から集まったサクソフォンアンサンブルがそれぞれ演奏を披露するステージ。
2)企画ステージ「目から鱗のサクソフォン講座 ~原博巳先生を迎えて~」
サクソフォン演奏・合奏における、フレーズの取り方やハーモニーの作り方、ビブラートのかけ方などを中心に、
 「楽譜の読み方を学ぶ」というコンセプトで、ステージ上で原先生のワンポイントレッスンを進めます。
3)全員合奏ステージ
 参加者全員による演奏ステージ。

私は、"くりよこさとりお"という団体でアンサンブルステージに出演する予定。旭井翔一氏の「女なんて星の数ほどいるさ、星には手が届かないけどね」と、サミュエル・バーバー「思い出」からワルツを演奏する。

原先生を迎えてのステージも楽しみだ。原先生の指揮で、グレインジャーの「デリー地方のアイルランド民謡」、独奏(吹き振り)でモンティ「チャルダーシュ」を演奏する。また、サクソフォン講座、というのも新しい試みであり、楽しみだ。お時間のある方、ぜひお越しください。

大学時代の同期の結婚式

昨日5/7は、大学時代の同期友人の結婚式。ガーデンパーティの時間が多く取られていたのだが、天気にも恵まれ、また多くの皆様に囲まれた、素敵な式であった。改めて、おめでとう!

式が終わった後は、同期とともに立川近辺でご飯。思い出話に花が咲き、気づけば3時間以上もおしゃべりしながら過ごしていた。大学時代の6年間は、実にかけがえない物だったのだな、と再認識。いやはや、良い一日であった。

2016/05/07

Wao Saxophone Quartet 1st LIVE(2/11)

だいぶ前になるが、Wao Saxophone Quartetのコンサートレビューを。他にも未レビューのコンサートが溜まっている。

【Wao Saxophone Quartet 1st LIVE】
出演:猪俣明日美、信太ななみ、三浦穣、高田優
日時:2016年2月11日(木・祝)17:30開演
会場:千本桜ホール
プログラム:
ビル・エヴァンス - Waltz for Debby
アレクサンドル・グラズノフ - 四重奏曲
三浦穣 - Sunrise
三浦穣 - Metropolis
三浦穣 - Crystal in Perfection
三浦穣 - Vernal Breeze
山口かおり - Rain Dance
黒うさP/Yuppi - 千本桜
真島俊夫編 - Dreams Come True Special Song Book
ハイナー・ウィバニー - Ulla in Africa
オムニバス - Gospel Fever

WAOrchestraのサクソフォン・セクションから飛び出した4人によるカルテット。クラシックあり、ジャズあり、ポップスありの、無節操、しかしとても楽しいライヴだった。

テナーの三浦氏はジャズ畑の演奏家。他はクラシック出身。どのようなサウンドになるのかと思ったのだが、意外にも、端正なところは端正に、弾けるところは弾ける、という、至極真っ当な演奏が続いたのが面白い。さすがにグラズノフでは「おや?」と思う場所が散見されたが(自分が吹いたことがあるパートだったので、ついつい気になってしまうのだ)、例えば自作での、場面ごとの切り替えや、アドリブでの畳み掛けるようなフレーズの応酬など、さすがジャズを専門的に学んだ奏者だ。

本日の白眉は、高田氏が編曲した「千本桜」かな。非常に細かく書き込まれた譜面で、原曲のシンプルな曲構成を、4本のサクソフォンだけで見事に"聴かせる"音楽へと変化させていた。演奏のテンションの高さもさすがだった。この作品につづいて、ドリカムメドレー、ウラ・イン・アフリカという選曲の楽しさも素晴らしい。

クラシックとジャズの奏者による共演、演奏した当人も「どんな感じになるか分からない」とは言っていたが、結果的にとてもおもしろい内容であった。次に演奏会があるとしたら、どんなプログラムになるのか…そんなところも楽しみ。

実はこの日はこの後に練習の予定があったのだが、ついつい最後まで聴いてしまったのだった。バレンタイン至近ということで、板チョコのプレゼントも嬉しかった。

2016/05/04

奇聞屋で演奏

西荻窪の「奇聞屋」の、渡瀬先生の月一ライヴに出演させてもらった。

久々に、JacobTV「Grab It!」のオリジナル・バージョンをソロで演奏、そして、妻&ビル氏とともにRussell Peterson編のDave Koz「All I See is You」を演奏した。全体のプログラムは以下のような感じ。

日暮里ハムスターズ応援歌
Tulou - 3 Easy Duets
Mozart - The Magic Flute
Albinoni - Oboe Concerto Op.9-2
日暮里ハムスターズ応援歌
JacobTV - Grab It!
Dave Koz - All I See is You

日暮里ハムスターズ監督により披露された「日暮里ハムスターズ応援歌」(前半はカシオのキーボードとともに、後半はギターとともに)が異彩を放つ。何とも言えずじわじわくる、大変おもしろいパフォーマンスで、会場を爆笑の渦に巻き込んだのだった。いやはや、すごい世界観だった!ちょっと知らない世界だったかも…また聴いてみたいなあ。

先生、お声がけ頂きありがとうございました。

2016/05/03

Les DésaxésのDVD:Saxophonissimo!

フランスのパフォーマンス・アンサンブル団体、Les Désaxés(デザクセ)のDVD「Saxophonissimo」を購入した。

この団体のパフォーマンスの面白さは、到底言葉を使って説明できるものではなく、とにかく動画を観て感じたいもの。ライヴの様子がまとまってDVDになっているとは知らなかった(YouTubeには断片的なムービーしかアップされていないのだ)。期待通りで、これはぜひ多くの方に勧めたい内容。

とあるライヴの様子を、まるっと収録したDVD。取り上げられている曲は、「ボレロ」「8 1/2」「バッハのバディネリ」など、ごくごく一般的な、耳馴染みのある作品なのだが、その演奏方法というか、パフォーマンスというか、抱腹絶倒の連続で、発想力の高さ…じっくり考えぬかれたギャグのセンスに感心してしまう。日本人の感覚からしても面白く、世界に通用すると思った。もちろん、演奏も見事なもの…一部のメンバーは、なんどパリ国立高等音楽院のサクソフォン・クラスを卒業しているのだ。

ぜひライヴで観てみたいものだが、日本に来てくれないかなあ。

この動画は、比較的DVDの内容に近いと思う。