昨日の門下発表会「スプリングコンサート2005」について。午前中につくばで軽く音を出したあと、渋谷へ。リハーサル前にタワレコで平野公崇の「l'air」(レール)とルソーのフェルド作品集を購入。アンナホールは初めて中に入ったけれど意外なほどに狭さに驚いた。サロンコンサートにとてもよさそうな感じ。
発表したのは尚美の現役音大生の方や大学生でアマチュアとして師事されている方、以前松雪先生の門下で、現在は別の場所で勉強している方、など様々だった。プログラムもクラシックの小品から、ドゥメルスマン、ハイデン、ミヨー、モーリス、ダンディ、そして最後に松雪先生によるベダールのファンタジー(圧巻!)と魅力的。ちなみにいまだかつて体験したことの無い緊張感の中で(小さい会場で、一級奏者の耳が揃うなか!)で吹く四重奏はちょっと異質な感じになった、と思う。録音しておけばよかったな。
それにしてもどの奏者も十分な技術を持ち、しかもとても素敵な方たちなのだった…。楽器をあれだけ吹けるというのはとても楽しそうだ。松雪先生に演奏を直に接したのは初めてだったがソプラノの低音域のイメージを覆すpにおける完全なコントロールと美しい音色にはずいぶんと感動してしまった。
終わったあとは打ち上げ!アマチュアの方のプロフィールを聞いてみるとラージアンサンブルで有名なエスポワール・オーケストラの方とか、千葉大の吹奏楽部でやっていた方、などいろいろ。また、洗足学園の音大生の方たちからたくさんお話を聞くことができた。ダンディを吹いた方はなんとパリでヴァンサン・ダヴィッド(!!)とクリスティアン・ヴィルトゥ(!!)にレッスンを受ける機会を得たこともあるとか。それから、昨年度より洗足学園で開設されているという平野公崇氏の即興の講義に関する話(講義内容とか試験とか)はとても興味深かったのだった。さらに康英先生の洗足での教えっぷりも聞くことができた。
いろんな人の音に接して、いろんな人とお話して、大きな刺激を受けまくった一日だった。
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