2021/07/31

デザンクロ作品のレア録音 on Internet Archive

アルフレッド・デザンクロ Alfred Desenclosの作品のうち、これまで商用録音としてリリースされていなかった(と考えられる)ものが、有名なデータベースサイトの「Internet Archive」にアップロードされているのを発見した。

ツイッター上でU(S)氏が、「弦楽とピアノのための五重奏曲」の録音について言及されているものを見つけ、「まさか他にないよな…」と軽い気持ちで検索してみたところ、出てくるわ出てくるわ、聴きたかった作品のオンパレード。ぜひ多くの方に聴いていただきたい。

 特に嬉しかったのが「交響曲」で、存在+タイトルだけ何年にもわたり知識として持っていたが、どんな作品なのか気になりすぎて、今年頭にスコアをレンタルしたのだった。楽譜だけで音は鳴らせないので、MIDIで打ち込んでみるか…と思案していたところに、まさかの本家フランスのオーケストラの録音の存在が発覚し、嬉々として聴いた。とにかく、名曲。ダイナミックな音楽の流れと、緻密さの同居(解像度の低いモノラル録音では"緻密さ"は聞き取りづらいが‥)。蘇演を望む! 

 「レクイエム」は、オルガン版の録音はいくつか存在しているが、オーケストラ版だと違った空気感が漂う。これはぜひ実演で接してみたい(ただし、この録音は演奏技術的にはいまいちか)。 

 ダークホースで、録音がすでに多く存在しているものの、まさかのモーリス・アンドレ演奏の「祈祷、呪詛、踊り」。歴史上最も輝かしく、破天荒なトランペットによる同曲の解釈。オービエによる演奏他、広く聴かれている録音を吹き飛ばすようなパワーに満ち溢れた演奏だ。知られていなかったのが「交響曲」並にもったいない。こちらもぜひ一聴を。 

「交響曲 Symphonie」
Eugene Bigot指揮 フランス国立放送管弦楽団 

「ピアノ五重奏曲 Quintette pour codes et piano」 
Marie Therese de Bosse Quintet 

「レクイエム Requiem」
Nicholas Koye指揮St. Mary Magdalene Music Society Orchestra/Chorus 

「祈祷、呪詛、踊り Incantation, therene et danse」 Eugene Bigot指揮 フランス国立放送管弦楽団 トランペット:モーリス・アンドレ Maurice André 

 「Trois vœux」
演奏者不明 

2020/11/25

ドゥラングル氏の参加CD

https://music.youtube.com/watch?v=szXnk8BQKhU&feature=share


Fausto Sebastianiというイタリアの作曲家の作品集にて、「Solo for Soprano Saxophone」「Now's the Sax」にクロード・ドゥラングル氏が参加している。おなじみ、Stradivariusレーベル。

残響控えめながら(だからこそ?)、いつものごとく繊細なコントロールが映える。「Now's the Sax」はなんとも微温的な作風だが、場面によってはかなりピタリとハマっているような。

2020/11/22

TANNOY GOLD5鳴らしてみた

TANNOY GOLD5、鳴らしてみた。味付けなく、クリアにパリッと鳴る感じ、そしてしっかりとした定位感。"モニタースピーカー"なので、どんなもんかなと思ったが、結果的に大満足。

若き日のミシャ氏

https://youtu.be/OvBrRkDNBXM

伊藤ふみえ氏との「スカラムーシュ」。若い!1990年とのこと。

2020/11/17

椅子

自宅の練習室の椅子を選んでいるのだが、意外と?演奏者用の椅子は価格が高く、悩ましい。K&M 13430あたりに落ち着きそう…ではあるが。

行き帰りの

コロナ下で、週に1回〜2回出社、残りはテレワークという状態が続いている。出社日の行き帰りの電車はゆっくり音楽を聴く時間としている。

最近はジョン・ハールにどっぷり。様々な編成、ジャンルが楽しく、子供が生まれてからここ数年で一番たくさんサクソフォンの音楽を聴いているかも。

2020/11/13

世界へ引きずり込む

演奏者が、演奏を聴いてもらったときに、聴き手に「これは誰々が吹いているな」と分かってもらうことは、演奏者としての一つの重要な要素かと思う。

ジョン・ハール氏の演奏を聴くと、それ以上のものが氏の演奏の周りには立ち現れているように聴こえる。それは聴き手がハール氏の作り出す世界に取り込まれて、その中で演奏を聴く、という、感覚。聴き手が演奏者の近くにいるような錯覚を覚えさせられるのだ。

シェルシの「Tre Pezzi」の演奏はたまげた。上記のような類の、強い感覚は、これまでに感じたことのないものだった。