2013/04/14

ご案内:山下友教&田口雄太"Saxophone Recital in Zushi"

しばらく演奏会の案内記事が連続する。

----------

昭和音楽大学大学院卒業の山下友教氏より、演奏会のご案内をいただいた。今週金曜日、逗子にて田口雄太氏とともに演奏会を開くそうだ。お2人とも出身が神奈川県の逗子近郊のご出身なのだそうだ。プログラムが、なんだかフルリサイタル2つ分、という感じ(笑)これは聴き応えのある演奏会となるだろう。

個人的な聴きドコロをいくつか:最近オーボエで聴いたばかりのカリヴォダ「サロンのための小品」の演奏が楽しみだ。サクソフォンにはロマン派の技巧派作品がほぼ存在しないが、他楽器のレパートリーに着目するとサクソフォンにマッチしそうな作品がたくさん存在している。今後、けっこう流行るんじゃないかなと期待。委嘱作品の藤代敏裕氏は吹奏楽コンクールの課題曲も作曲したあの藤代氏のことだろうか?委嘱作品がトリオなのかソロなのかは判らないが、こういった委嘱作品は思い込みをゼロクリアした上で(できれば解説もあまり読まずに)聴き始めてしまうのが面白い…ということで、そんな楽しみも。フェルドの「ソナタ」は、日本人できちんとレパートリーにしている人は服部先生以外に知らない。この名曲をライヴで聴ける機会もめったに巡ってこないので、もしフェルドを知らない方がいればぜひ。

…って、1つずつ書いていたらきりがないな(^-^;

【Saxophone Recital in Zushi Vol.1 ~若手演奏会による共演~】
出演:山下友教、田口雄太(以上sax)、大嶋千暁(pf)
日時:2013年4月19日(金曜)19:00開演
会場:逗子文化プラザ・なぎさホール
料金:一般2000円、学生1500円、高校生以下1000円(当日券各500円増)
プログラム:
J.B.サンジュレ - デュオ・コンチェルタンテ
E.デニゾフ - ソナタ
豊住竜志 - A Flash of Light
J.W.カリヴォダ - サロンのための小品
J.フェルド - ソナタ
F.マルタン - バラード
J.ノレ - フリッソン
藤代敏裕 - 委嘱作品
F.プーランク - トリオ

私は、仕事が終わるかどうか若干怪しいが、時間さえ何とかなればなんとか駆けつけるつもり。取り置きチケットもお願いしてある。

山下氏の演奏はYouTubeの氏の動画チャンネルから観ることができる。「Worksong」の演奏については以前記事にした。最近追加されたデニゾフの、特に第3楽章がキレキレで、非常に面白い。そういえば修了時に書いた論文(デニゾフ「ソナタ」に関する)を送っていただいて、読んだのだがまだブログでご紹介していないなあ。

2013/04/13

フランス海軍ツーロン軍楽隊の復刻盤(木下直人氏による)

木下直人さんからだいぶ前にご案内いただいていたのだが、購入が遅くなってしまった。木曜日にふと思い出して注文し、本日到着。じっくりと集中して2時間聴いてみた。

現在、フランス海軍は、パリに総司令部を置き、ブレストに大西洋艦隊司令部、ツーロン(トゥーロン)に地中海艦隊司令部、シェルブールに英仏海峡小艦隊司令部を持つ。1827年、ブレストとツーロンに軍楽隊を設置したのが海軍軍楽隊の始まりと言われているそうだ。ツーロン軍楽隊はそれ以降今日に至るまで各種活動を展開している。

公式ページはこちら。楽隊長の歴代リストをご覧になっていただくと(CDの解説でも木下直人さんが触れているが)面白いことがわかる。なんと、1893年から1910年までギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の楽長を務めた名指揮者ガブリエル・パレス Gabriel Parèsが、1883年から1895年までツーロン軍楽隊の楽隊長を務めていたことがわかる。ちょっと驚いたが、それだけ由緒ある軍楽隊だとも言えるだろう。

本復刻盤は、そんなツーロン軍楽隊の、ジャン・マイヨ Jean Maillot楽隊長の時代のレコーディングを復刻したものである。復刻技術・監修は木下直人氏。ピエール・クレマン Pierre Clementのカートリッジを使用し、ノイズは未除去。当時の音楽を余すところ無く現代に伝える名復刻である。

充実の2枚組。収録されたプログラムも、行進曲のみならず「交響吹奏楽的な」オリジナル作品が多く含まれており注目に値する。このプログラムならば、純粋な吹奏楽ファンにもオススメすることができる。

ディスク1
R.ド=リール「ラ・マルセイエーズ」
M.ムソルグスキー「トルコ行進曲(カルスの奪還)」
J.マイヨ「祭典のためのファンファーレ」
A.グレトリ「オペラ"ルシール"より」
C.サン=サーンス「英雄行進曲」
D.ミヨー「フランス組曲」
D.ミヨー「勝利の栄光」
D.ミヨー「追悼」
D.ミヨー「ウエスト・ポイント組曲」
G.フォーレ「葬送の歌」
F.メンデルスゾーン「付随音楽「夏の夜の夢」より結婚行進曲」
F.メンデルスゾーン「付随音楽「アタリー」より行進曲」
A.スレニック「インド行進曲」
Unknown「ライプチヒの戦いでの老親衛隊員行進曲」

ディスク2
H.ヒンデミット「吹奏楽のための交響曲 変ロ調」
F.シュミット「ディオニソスの祭」
F.シュミット「ポンペイの宿営」
F.ショパン「葬送行進曲」
G.マイアベーア「歌劇"予言者"より "たいまつの行進曲第3番"」
J.イベール「ポワティエのディアーヌ組曲」
林廣守「君が代」

管楽合奏はソロ楽器の集合体であり、そういった各楽器が織りなす色彩感にこそ吹奏楽の魅力が溢れているのだ、と思い知らされる。「音色を揃えて!」という安易な指導が、個々の楽器や奏者の個性を奪い、平坦でつまらない演奏ばかりの現代の吹奏楽とは一線を画する時代の演奏。ところどころ音程(というかピッチ?)が不思議に聴こえる部分もあるのだが、なんだかそれすらも時折魅力的なのはなぜだろう。

サクソフォンは誰が吹いているのだろう。1955年といえばマルセル・ミュール氏と若き日のダニエル・デファイエ氏がパリ周辺では名声を獲得したいた時代だろうが、このサクソフォンセクションの働きも不思議な魅力を醸し出す。この時代のフランスの管楽器が好きな方にはぜひ聴いてほしい(とは木下直人氏のコトバの受け売りだが)。木下直人氏による見開き2ページの渾身のライナーノートも、一読の価値有りである。ピエール・デュポン指揮のギャルド復刻盤とともに、手元においておきたい一枚。

購入はAmazon.co.jpのこちらのページからどうぞ。

関東サクソフォン連合ミーティングとTsukubaSQ練習

朝から自宅にて関東サクソフォン連合キックオフのミーティング。この団体は「第4回サクソフォン交流会 in 名古屋」限定のアンサンブル団体で、メンバーはまだ未定だがおよそ8重奏程度となる見込み。活動内容・期間にしては名前がずいぶんと大げさだな(笑)。横井氏、tfm氏にウチのアパートまでご足労いただいて、およその方向性と曲決めを実施した。普段4重奏をやっているとなかなか気付かないが、8重奏orそれに準じる大編成のアンサンブルにもいろいろと魅力的な作品が溢れているのだな、と思った。

1時間半弱でサクッとミーティングを終え、その3人で浦和へ移動して「鶏そば 一瑳」にて濃厚鶏そばを食す。2回目だったが、やはり美味しい!常に行列状態ではあるが、回転が早いのもありがたいところだ。

そのままバスに乗ってプラザウエストへと移動し、Tsukuba Saxophone Quartetの練習。来週の「サクソフォニーフェスティバル四国」小編成ステージへのエントリに向けてのほぼ最終の合わせ。Richard Ingham「Mrs Malcolm, Her Reel (Funky Freuchie)」と吉松隆「Atom Hearts Club Quartet」からの第1,4楽章抜粋。特に「Mrs Malcolm, Her Reel」は日本初演となるため、細かく縦の合わせやアーティキュレーションの合わせなどを行った。

夕方も、成り行きで再び「鶏そば 一瑳」(笑)。こんどはまぜそば。こちらは初めてだったがボリュームがあってなかなか美味しい。あとはつけ麺を食べればほぼ全メニューカバーとなるか。一日のうち、昼食と夕食がラーメンとは不摂生極まりないので、明日はできるだけ控えるつもり。

2013/04/12

ご案内:TsukubaSQの自主演奏会(5/18)

来る5月18日に、Tsukuba Saxophone Quartetとして5回目となる自主演奏会を開催いたします。今回は「DANCE!」をテーマとし、古今東西の舞曲と呼ばれるものを集めてプログラミングしてみました(もちろんアンコール曲も笑)。

モーリス・ラヴェル「クープランの墓」は言わずと知れた名曲ですし、ベンジャミン・ブーン「アレイ・ダンス」は先日の協会コンクールでTsukubaSQとして演奏したばかりの作品で、とても面白い作品だと思います。ラビ・アブ=カリルの「アラビアン・ワルツ」は弦楽四重奏曲として有名ですが、サクソフォンで演奏されることはあまりないと思います。啼鵬氏の編曲したアストル・ピアソラ「ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬」では、ピアニストとして大嶋千暁さんを迎えます。

宣伝が後手に回っておりなかなかチラシも撒けていないのですがぜひお越しいただければ。(へー、こんな曲あるんだー、的な感じで、レパートリー探しに来てもらうのも嬉しいです)。なにとぞ、よろしくお願いします。

実は6/16には長野県下諏訪町にてほぼ同一プログラムにて長野公演を開催するのですが、そちらは別途ご紹介します!

【Tsukuba Saxophone Quartet - Saxophone Concert Vol.5 ~DANCE!~(東京公演)】
客演:大嶋千暁(ピアノ、東京公演)*
日時:2013年5月18日(土) 13:30開場 14:00開演
会場:東京都大田区民プラザ・小ホール(東急多摩川線下丸子駅徒歩1分)
http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/plaza/
料金:1,000円(全席自由)
プログラム:
M.ラヴェル - クープランの墓
B.ブーン - アレイ・ダンス
R.アブ=カリル - アラビアン・ワルツ(サクソフォン版日本初演)
A.ピアソラ/啼鵬 - ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬(東京公演のみ)*
チケットお問い合わせはinfo@tsukubasq.comまで。

チラシ表・裏(それぞれクリックで拡大)

2013/04/11

Buffet Crampon "Senzo"

ビュッフェ・クランポンの新作楽器となる"Senzo"が昨日発売したとのこと。以下は、FacebookのSenzo Saxophoneのページのリリース文である。

"On April 10th, for Frankfurt's musikmesse, Buffet Group (Stand E.02 4,1) is launching several new instruments including thr Buffet Crampon Senzo saxophone"

併せてカタログも公開されている。下記リンクより参照いただきたい。"Senzo"って日本語ぽいなあと思ったら、本当に「先祖」をもじっているのだとのこと。「ビュッフェ・クランポンの持つ伝統的な音楽に対する美意識と、官能的かつモダンなアプローチを組み合わせた」といったコンセプトからこの命名となったそうだ。

http://www.flipbooks.buffet-group.com/BuffetCrampon/Senzo/ENG/

Super DynactionとS1のポリシーをかなり取り入れているようで、いったいどのような音がするのかとワクワクする。とりあえずどこかで試奏する機会を樂しみにしていよう!

----------

ミュージック・メッセでのローンチとのことなので、まだ発売ではないかも(^^;

2013/04/09

JYFインタビュー(ヤマハ提供)

ヤマハ提供のジャン=イヴ・フルモー Jean Yves Fourmeau氏のインタビュー動画。だいぶ前にアップロードされていたようだが、存在を知らなかった。インタビュー項目は下記のとおり。なんとなくルソー氏が来日したときのインタビュー項目と似ているなあ。

音楽との、サクソフォンとの出会い
ヤマハサクソフォンとの出会い
ヤマハサクソフォンの進化について
若い音楽家へのメッセージ



冒頭・最後に演奏されるバッハが強烈である。

2013/04/08

第4回サクソフォン交流会・個人参加申込開始

第4回サクソフォン交流会、個人参加者の申し込みを開始した。昨日の名古屋サックスフェスタでチラシを撒いたところ、早速個人参加についても問い合わせが来ており、嬉しい限り。

http://enjoysax.michikusa.jp/