松下洋君は、これまで5回ほどこの会場でのコンサートを行っており、会場の名前は知っていたのだが、伺うのは初めてだった。今回は、小倉くんのライヴ・ツアーの宣伝の意味合いが強い催し。
20席弱の小さなスペース。さすがに4人のパワーに対して会場の大きさとしての物足りなさはあったが、間近で音を浴びるのもたまには良いものだ。
【第43回プリンセスペペ コンサート】
出演:松下洋、細川慎二、小倉大志、塩塚純
日時:2016年8月13日(土)16:00開演
会場:プリンセスペペ(西横浜)
プログラム:
R.インガム - マルコム夫人のリール
M.ルグラン - キャラバンの到着
L.シフリン - 「燃えよドラゴン」のテーマ
久石譲 - 久石譲メドレー
B.ウィラン - トリップ・トゥ・スカイ
D.エリントン - A列車で行こう
G.ガーシュウィン - バット・ノット・フォー・ミー
伊藤康英 - 琉球幻想曲
オムニバス - ユーミン・メドレー
オムニバス - ラテン・メドレー
R.ピーターソン - ゴスペル・フィーバー(アンコール)
雑多に様々な曲が並んだが、クラシカルであろうとジャズであろうと、強いパワーとともにビシっと決めてくるあたり、やはりこの4人(全員様々な場所で活躍されている)の地力の高さとセンスの高さを感じる。私のようなアマチュアの奏者が、縦と音程を必死に合わせた所で、決して超えられず表現できないようなグルーヴを、様々な場面で感じた。どういった過程を経て、そのようなものを身に着けていくのか、そんなことにも考えが及んでしまう…のだが、まあそもそも練習量や触れる音楽の多さは圧倒的に違うわけで、そんな考えを及ばせることも無意味かもしれない。
なんだか、知っている曲が多いとそんなことまで考え始めてしまってダメだなあ(笑)もっと単純に愉しめば良いのだが、、、(いや、もちろん楽しかったのだけど)。
特に、アドリブ(と思われる箇所)も交えた、最終プログラム「ラテン・メドレー」やアンコールの「ゴスペル・フィーバー」は圧巻。音楽は屋外へも漏れ出して、道行く人が足を止めるほどだった。
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