日本でもすっかりお馴染みとなった、ジェローム・ララン氏。今年も来日し、原博巳氏とともにデュオ・リサイタルを開催する。
独奏、デュオをバランス良く配置し、さらにソロも存分に今回の見どころは、何といってもバリー・コッククロフト氏による委嘱作品。「Rock Me」を始めとする特徴的な響きを生み出す、コッククロフト氏ならではのエキサイティングな作品が出来上がってくることだろう。ララン氏は、コッククロフト氏とデュオを演奏したり、CDに「メルボルン・ソナタ」を入れたりするほど、コッククロフト作品に精通しており、今回も大変期待できる。また、チェロのために書かれた「風の谷のナウシカ」…どちらが演奏するかわからないが、シンプルなメロディをいかに紡ぎ出すのか、注目だ。
デュオの作品のセレクト(「パガニーニ・ロスト」とプーランク)は、意外にも非常にスタンダードなものだが、このお二人の熱い演奏が、どんな響きを生み出すのか楽しみだ。
【ジェローム・ララン/原博巳 サクソフォンデュオ・リサイタル】
出演:ジェローム・ララン、原 博巳(以上sax)、五島史誉(pf)
日時:2017年10月27日(金)19:00開演
会場:代々木上原けやきホール
料金:一般:3,500円 / 学生:2,500円
プログラム:
久石譲 - 「風の谷のナウシカ」より5つのメロディー
バリー・コッククロフト - 委嘱作品
パブロ・デ・サラサーテ - カルメン幻想曲
長生淳 - パガニーニ・ロスト
フランシス・プーランク - オーボエとバソン、ピアノのための三重奏曲
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