2006/02/27

バッハ

今学期の実験レポート終了。大学は明日から学期末試験週間に突入するが、自分は木曜日の重いひとつをこなせば終わりなのでその後は楽々。余った時間は楽器を吹いたりしながら有意義に過ごそうかと思っている。

バッハが好きだ。

昔から自分の中でバッハは「常に周辺にあって存在を忘れがちになるけれど、無いと困るもの」という位置づけ。図書館に当たり前のように置かれているCDを借りては嬉々とし、買ったサックスのCDに小品・大曲がプログラムされているのを見つけてはそればかり繰り返し聴き込み、演奏してはその旋律と和声の美しさに惚れ…。アマチュアなりに音楽する日常のなかで、いつの間にかバッハは切っても切れない存在になったような気がする。

演奏しているときに和声がピタリとあった瞬間の快感は、どうしてなのか、他の作曲家の作品ではそれほど味わったことがない。何気ないコラール一つ一つのコード進行すべてが新鮮で、しかし必然であるように思えてしまうのは、ある種の奇跡と言ってもいいんじゃないだろうか。

書いていたら四重奏でバッハやりたくなってきた…。こんど「イタリア協奏曲」か「シャコンヌ」か「フーガの技法」やりません?(私信)なにか鍵盤作品をひとつアレンジしたりもしてみようかな…。

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