トリグヴェ・マドセン Trygve Madsenは、1940年生まれのノルウェーを代表する作曲家の一人。あまり日本ではメジャーではないのだが、サクソフォンのために、独奏や室内楽、四重奏などいくつか作品を提供している。
以下のリンクは、マドセンのサクソフォン作品集を購入することができるページである。
http://www.mtg.musiconline.no/shop/displayAlbumExtended.asp?id=28155
注目すべきは、演奏団体がジャン・ルデュー四重奏団であること!バリトンにデファイエ四重奏団のメンバーでもあったジャン・ルデュー、そしてファブリス・モレティをはじめとする名手が集結しているカルテット。私も、何枚かCDを持っているが、このような形で吹きこみを行っているとは知らなかった。
また、バリトンサクソフォンのための「ソナタ」という曲では、ジャン・ルデュー氏が独奏を務めている!これは驚きだ。ルデュー氏の独奏なんて、今まで聴いたことないぞ。リンク先では、試聴が可能であるほか、CD販売とダウンロード販売の両方に対応しているようだ。通貨単位のNOKは、ノルウェー・クローナのこと。決済はクレジットカードが便利だと思う。
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そういえば、今日面白い録音を見つけた。ヴィラ=ロボスの「神秘的六重奏曲」って、ロンデックスのPathé盤と、昨年プライヴェート・リリースされたばかりのミーハ・ロギーナ氏のものくらいしか録音がないと思っていたのだが、思いがけぬ大物サックス吹きが参加した録音があるんですなあ。これはびっくりした。またそのうちレビューします。
いつもいろいろ情報ありがとうございます。ルデュー氏がマドセンの作品を録音しているアルバムは持ってるんですが、どうやらそれとはちがうソースのようですね。多分買います(笑)。
返信削除神秘的六重奏は、手元には6種類ほどの音源がありますが、有名な奏者はロンデックス氏くらいで、あとはギター作品集の中に含まれてるケースが多いです。大物サックス吹き、誰だろうなぁ。気になります。トルヴェールの誰だったかが、日本ヴィラロボス協会のライヴでヴィラロボスの作品を演奏したのがプライヴェートCDになってると聞いたことがありますが、これかな?
> mckenさん
返信削除おお、mckenさんなら持ってらっしゃると思っていたんですが、驚きです。ちょっと試聴してみたところ、作品そのものは「?」という感じなのですが、演奏者が豪華ですので、私も注文しようかなあと思っています。
なにより、世界で一番好きなバリトンサックス奏者であるルデュー氏の独奏が聴けるのが興味深いです。私はもともとバリトン吹きだったので、テナーと同じくらいバリトンには思い入れがあります。
ヴィラ=ロボス、六種類もあるんですか!さすがです(笑)!今回見つけたのは、お察しの通りギター奏者のアルバムに独奏と共に併録されているものでした。参加サックス吹きは1970年代から1980年代にかけて活躍した某フランス人奏者です。ハープは、ロンデックス盤と同じリリー・ラスキーヌでした。諸事情により紹介が後回しとなっておりますが、できるだけ早くレビューしたいと思っています。