2007/07/17

御三方の演奏会予定、まとめ

先日聴きに言ってきた「原博巳&ジェローム・ララン&大石将紀ジョイントコンサート」に出演されたそれぞれの方の、今後の演奏会情報をまとめておこう。

ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾ Vol.3 声とサクソフォーン、ピアノ「息の横断」
出演:ジェローム・ララン(sax)、メニッシュ純子(sop)、杉崎幸恵(pf)
7/20(金)19:00~ 大田区民アプリコ小ホール
前売り2000円、当日2500円
プログラム:
・小櫻秀樹「‡むかしむかしあるところにジェロッキオがいました…(ssax)」
・鈴木純明「‡赤と青の対句(sax, pf)」
・ジェラール・グリゼイ「†アヌビスとヌット(bssax)」
・フィリップ・ルルー「†青々とした緑に覆われたところ(mezzosop, ssax)」
・堰合聡「‡狂言(ssax)」
・イェスパー・ノーディン「†火から生まれる夢(asax, computer?)」
・即興演奏(sax, computer)
・アンダーシュ・エリアソン「†大地(pf)」
・野平一郎「†舵手の書(mezzosop, asax)」
・鈴木治行「‡編み目(sop, ssax, pf)」
†:日本初演 ‡:世界初演
http://www.arion-edo.org/tsf/2007/program/concert.jsp?year=2007&lang=ja&concertId=s03
お問い合わせ:nuovovirtuoso@yahoo.co.jp(Nuovo Virtuoso事務局)

実に楽しみな週末の演奏会。昨年の強烈なリサイタルに引き続き、今年もなんだか凄いことになっている。とりあえず、全てのプログラムが世界初演or日本初演だという…。

とりあえず「舵手の書」、そしてグリゼイのバスサックス作品をライヴで聴くのが楽しみ(ドゥラングル教授の録音は聴いた事があるのだが)。イェスパー・ノーディンの作品も、なんか面白そう。世界初演の作品も、面白そう。…まあ、全部が楽しみってことです。同日同時刻のスピリタスも良いけど、こちらも要注目ですぞ!>サックス関係の皆様。

平日夜だが、是非にオススメ。ところでチケットまだあるのかなあ。

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B→C ビートゥシー:バッハからコンテンポラリーへ
出演:大石将紀(sax)他
2008/3/18(火)19:00~ 東京オペラシティ・リサイタルホール
全席自由3000円
プログラム:
・藤倉大「委嘱作品(世界初演)」
・バッハ「ソナタBWV1034~サクソフォンとギターによる」
・「『サクソフォンのための現代奏法エチュード』より」
・野平一郎「舵手の書」
・ヤコブ=テル・フェルドハウス「Grab It!」
・酒井健治「Reflecting space II - from Bach to Cage」他
問い合わせ:03-5353-9999(東京オペラシティチケットセンター)

100回目のB→C、大石氏のサクソフォンだそうな。演奏会のプログラムににチラシが挟まっていたので、情報を載せてみた。こちらもまた、実に興味深いプログラム。「On Site Labo」は聴きにいけず悔しい思いをしたのだが、プログラミングにやや関連性が見られる辺り、けっこう嬉しい。

「現代奏法エチュード」というのは、何人かの作曲家による連作のようで、なかなか興味深い。フェルドハウス「Grab It!」は、言わずと知れたものでしょう。テナーサックスのために書かれた、最も素晴らしいソロ作品のひとつだ(私の中では)。

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原博巳サクソフォーンリサイタル
2008/6/20(金)浜離宮朝日ホール

まさに、満を持して、といったところだろうか。クラシック・サクソフォーンの現在を、どういった切り口で魅せてくれるのだろうか。絶対行こう…今から楽しみです。

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