2014/03/07

原博巳さん演奏「テネブレの歌」

原博巳さんから、先の東京藝術大学のサクソフォーン科の演奏会のうち、原さんが独奏として参加したティエリー・エスケシュ「テネブレの歌」の録音をお送りいただいた。伺うことができなかったので、嬉しい!

鬼気迫る独奏はもちろんのこと(そう言えば原さんがエスケシュを吹いているのを聴くのは初めてだ)、バックも良く統率されており、非常に聴き応えがある。高いレベルと、さらにライヴならではの熱さも加わった佳演だ。お恥ずかしいことに楽譜を見たことがないため、曲全体のここでこう、という詳しいレビューができないのが心苦しいが、冒頭の緊張感、そして中間部から終結部にかけて徐々に音楽が肥大化していくさまは、聴いていて録音ながら大変興奮した。

うーん、やっぱ原さんの演奏って、日本人離れしているというか、人間離れしているというか(笑)。鮮烈そのもの。

バックの詳細なメンバーは、次の通り。
指揮:石坂幸治(指揮科3年生)
sni田島沙彩
sop上野耕平、都築惇
alt宮越悠貴、張誠、戸村愛美
ten松下洋、西原亜子、大坪俊樹
bar田中奏一朗、塩塚純
bass土岐光秀

もう一種類(二点)とある録音をいただいたので、後日ご紹介したい。そちらも絶品!

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