2013/09/25

冨岡祐子さんから演奏会ご案内

実は、今週月曜日に開催されたばかりの宗貞先生+アテナSQの演奏会案内もいただいていたのだが、うっかりしてご紹介が遅くなってしまった。ということで、もう1件いただいたヒンデミット作品への出演の演奏会のご紹介を。

サクソフォンとの共演でも有名な、羽石道代さんは、"ヒンデミット研究家"なのだそうだ。ヒンデミットと聞いて"渋い"という印象を持つのは私だけではないだろうが、普段演奏会で拝見する羽石さんの出で立ちにはずいぶんとマッチしているような気もする。そんな個人的感覚はさておき、非常に面白いプログラムだ。多作家で、生涯に600作品以上を作ったヒンデミットの作品群から、珠玉の4作品を。

アルトホルン(もしくはアルトサクソフォン)のためのソナタは有名だが、ピアノ、ヴィオラ、テナーサクソフォンのための「トリオ」が取り上げられるとは興味深い(アルトサクソフォンソナタの10倍くらい難しい作品!)。「ルードゥス・トナリス」や「4つの気質」は、普段サクソフォン方面で活動しているとあまり知ることはないだろうが、面白い作品だと思う(できれば予習されることをオススメする)。冨岡さんは、トリオで羽石さんと共演されるようだ。

【羽石道代 プラス ヒンデミット】
出演:
貝沼拓実(Alto saxophone)
冨岡祐子(Tenor Saxophone)
長岡聡季(Viola,Violin)
竹内弦 (Violin)
伴野剛 (Viola)
朝吹元 (Cello)
倉持敦 (Contrabass)
羽石道代(Piano)
日時:2013/10/4 (金) 19:00
会場:浜離宮朝日ホール
料金:一般3,000円 学生2,500円(全席自由)
プログラム:
全曲、パウル・ヒンデミット Paul HINDEMITHの作品
ルードゥス・トナリス「音の遊び」~対位法と調性、およびピアノ奏法の練習~
トリオ ピアノ、ヴィオラとヘッケルフォーンもしくはテナーサクソフォーンのための
ソナタ アルトホルン(もしくはアルトサクソフォーン)のための
主題と変奏「4つの気質」弦楽合奏とピアノのための
問い合わせ:
プロアルテムジケ 03-3943-6677

0 件のコメント:

コメントを投稿