ちょいちょいブログにも書いていたコンサート、昨日無事終演した。お越しいただいた方には、改めて御礼申し上げる次第。
【筑波大学サクソフォンアンサンブルコンサート】
日時:2012年9月16日(日) 開場15:00 開演15:30
会場:つくばカピオホール(TXつくば駅より徒歩5分)
客演:松雪明
プログラム:
R.プラネル - バーレスク
J.S.バッハ - イタリア協奏曲
吉松隆 - アトム・ハーツ・クラブ・カルテットより第1楽章(TsukubaSQ)
J.ノレ - トカデより第1,4楽章(TsukubaSQ)
J.イベール/J.M.ロンデックス - コンチェルティーノ・ダ・カメラ(客演:松雪明)
J.シベリウス - フィンランディア
J.ヴァン=デル=ロースト - カンタベリー・コラール
大学の吹奏楽団の後輩のY氏(6つ年下で、吹奏楽団一緒に活動したことはない)が企画し、実現させてしまった演奏会。現役のカルテットあり、松雪先生の客演あり、卒業生が参加してのラージアンサンブルありと、盛りだくさんの内容。初回からこのような充実した内容の演奏会を企画できることに驚いた。
カルテットの質も高い。ラージは、指揮のF氏の指示や引っ張りが的確で、短い合わせながら最大限まで質を高められたのかなと思う。そして、やはり驚いたのは何と言ってもイベールである。ジャン=マリー・ロンデックス編の超高難易度(バックで演奏したことを経歴に書けるレベル)のアレンジを、一般大学の吹奏楽団のサクソフォンパートが演奏してしまうのだ。実によくリハーサルがこなされており、とても聴き応えのあるレベルに仕上がっていた。指揮はラージと同じくF氏で、彼の手腕によるところもあるのだろう。我々のいたころのサクソフォンパートのレベルからすると、想像すらできないほどだ。
もちろん松雪先生のソロはこれまた素晴らしいもので、紛れも無い「松雪明先生のイベール」だった。技術的、音色的(11人のサクソフォンをバックに、明るい音色で圧倒した)な完成度はもちろんのこと、にこれまで聴いたことのない、しかし非常に魅力的なフレージングがいくつも現れては消え、感動しっぱなしだった。
TsukubaSQで演奏した2曲は、お恥ずかしいことにアトムハーツの最後で少々やらかしたが、あとは何とかなった…か?「トカデ」は、特に第4楽章はドタバタしてるうちに終わってしまった感があるので、さらに精進が必要。
打ち上げはおなじみ「灯禾軒」で。19:00に始まり1:00にお開きという、久々につくば時間な飲み会を楽しんだ。松雪先生と飲む機会は初めてだったなあ。少々飲み過ぎてしまったが、とても楽しい時間を過ごすことができた。お酒が入るとついつい賑やかになってしまうという、いかにもサックスっぽいノリはここでも健在ですね。
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