2011/05/17

「MATE」が使われたシンクロ動画 on YouTube

世界で最も多くの人が聴いたクラシック・サクソフォンは、ミュールでもデファイエでもなく、この曲の演奏なのだと思う。

2000年のシドニー五輪、日本代表の立花選手と武田選手のシンクロ・デュエット:フリー演技。大沢みずほという作曲家の「MATE」という曲は、琴とバリトンサクソフォンという異色の組み合わせを大胆にフィーチャーした作品。この演奏でバリトンサクソフォンを担当しているのが、なんと栃尾克樹氏なのだ。

当時私は中学生くらいだったはずだが、中継の画面から聴こえてきたバリトンサックスの音に反応したのを覚えている。ずっと記憶の底に残っていて、サクソフォンにはまってから調べ直し、CDを購入して作曲者名・曲名について知った。演技の映像はずっと観る機会がなかったのだが、YouTubeをきちんと調べたところ…おお、ありました。鳥肌立ちまくり。超一流のスポーツと絡むクラシック・サクソフォンなど、めったに観られるものではない。



CDはいちおうamazonの中古には残っているようだ(「MATE」たった4分のためだけにCD一枚買うことになってしまうので、あえてオススメはしません。好事家向け→AQUA DREAM with Synchronized Swimming)。

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