2010/12/30

灯禾軒

大学時代に一番お世話になったつくば市の飲み屋は"灯禾軒"だ。大学の吹奏楽団御用達のお店で、演奏会の打ち上げその他もろもろで、さらに引退してから、卒業してからも度々伺っている。今月27日にも伺って、その素敵さを再認識した。

割烹の卓に並べられても遜色ないようなとてもクオリティの高い料理と、美味しいお酒の数々、しかし価格は決して高くない。天スタのれっどりばー氏がかつて書いたこのブログ記事は、その灯禾軒の魅力を存分に伝えるものだが、さらにいくつか私も書いておきたい。

・まずはビール、そして季節のメニューはブラックボードで確認
まずはビールを一杯(サントリー・モルツ)。スタンダードに出てくるメニューのほかに、季節のメニューがたくさん。開店時にブラックボードに書かれたそのメニューをチェックして頼むのだ。27日にセレクトしたのは、なめこの天ぷら!アツアツ揚げたてに、美味しすぎて感動!スタンダードなメニューからは、鶏の唐揚げ(半年に一度仕込まれる秘密調合のタレに浸けられている)、えのきバター焼き、大根サラダ、エシャロットあたりを頼む。

・焼酎の水割りと、お湯割りと…
一番好きな焼酎は芋焼酎の白波なのだが、この白波が300円でたっぷりと(本当にたっぷりと)飲める。ビールに続いてシフトするのがこれ。暑い夏には水割りで、寒い冬にはお湯割りで、ちょっとゆっくり飲みたいときにはロックで…。薫り高いこのお酒は、どんなつまみにもよく合う。

・ブリのかま焼き
時価、そして在庫がいつもあるというわけではないのだが、あれば必ず頼んでしまうのがこれ。焼き上がるまで少し時間がかかるので、早めに頼むのが吉。そして少しお酒が進んだところで満を持して登場する巨大なかま焼き…。大根おろしに醤油をかけ、柔らかい身をみんなで箸でつつきながら食べるのは本当に美味しい。一番美味しいのは目玉の周りのコラーゲン!これを食べずしてブリカマ焼きを食べた気になってはいけない!

・刺身の盛り合わせと、日本酒
れっどりばー氏も書いているが、刺身の「盛り合わせxxx円ぶん」という頼み方ができる。この間伺ったときは、4人で1500円ぶんという頼み方をしたが、人数に合わせて作ってもらえ(4人なら4切れずつ6種とか)、赤身魚・白身魚と豪華絢爛そのもの。そして、併せて頼むのが日本酒!久保田・八海山・千寿・万寿などの銘柄が、なんと400円台から!灯禾軒でアルバイトしているかたに伺ってみると、刺身も日本酒も採算度外視のサービス品のようなものとのこと。灯禾軒に感謝しつつ味わいたい。

・〆は?
やっぱりお茶漬け(明太子・梅・シャケ)かなー。かつお節の香り高い、焼きおにぎり茶漬けというのも美味しい。

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またそのうち伺いたいなー。というか、灯禾軒に行くためだけにつくば市に行くのだっていいかも。

2 件のコメント:

  1. ブリカマ食べたくなってきたー!
    素晴らしいレビューです!

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  2. いやー、れっど氏のレビューにはかないませぬ!

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