2008/04/21

演奏会へ行こう

先日からBloggerの投稿画面のインタフェースが崩れてしまい、ちょっと使いづらい。

大学に進学してから、主に東京方面へ演奏会に出かけることが多くなってきた。長野に住んでいた頃には考えれないほどの、サックスの演奏会の多さ!本当はクラシックサックスだけでなく、ほかのクラシックやジャズなんかも聴きに行ってみたいのではあるが、時間とお金の都合から、二の足を踏んでいる状態。

そういえば、一番最初に生で(プロの)サックスの演奏を聴いたのはいつだったかなあと思いだしてみた。たしか、地元からちょっと離れたところにあったM高校の吹奏楽部演奏会に、須川展也さんが客演するということで、先輩に誘われて聴きに行ったのが最初だったはずだ。高校2年の6月だったと記憶している。第1部、吹奏楽のスタンダードをやった直後に、アンリ・トマジの「協奏曲」をやったんだよな。あの曲のカッコよさ、そして演奏は当時の自分にとっては衝撃的だった。生で聴くとこんなに凄いのか!というのは、当時の自分から発せられた偽らざる感想である。須川展也さん十八番の「グラナダ」までを聴いて、興奮して帰って行った自分。若かった。

大学進学後は、栃尾克樹さんのバリトンサクソフォンリサイタルを皮切りに、いくつもの演奏会を耳にした。どの演奏会もが新鮮な発見の連続だったが、最近ではちょっと耳が肥えてきたというか場慣れしてきたというか、以前だったらば最初から最後まで集中して聴いて、演奏会終了と同時に虚脱状態になる…というパターンが多かったのだが、最近ではプログラムを見てペース配分を考え、知っている曲はリラックスして聴く、ということを覚えた。とはいえ、たまに聴衆として全身全霊を傾けねばならない演奏会というものも、あるのだが。

いままで聴いた中で印象に残っている演奏会は、いくつもある。逆に、ワクワクして伺った割に、拍子ぬけしてしまったものもある。

これだけいろいろな演奏会に出かける理由は何かと聴かれれば、ひとつは演奏を聴いている最中のゾクゾク感を味わいたい、ということがある。脳に突き刺さる演奏を聴いたときって、鳥肌が立つのですよ。和音の伸ばし一つを聴いただけで、pの音を聴いただけで、体中に電流が走るような感覚。CDを聴いているだけでは、なかなか味わえないのだよな。後は、個人的嗜好として、プログラミングが面白いことも、演奏会に出かける大きな理由だ。日本初演、世界初演、学術的に重要視すべき曲目たち。

うーん、オチがつかない。そもそも聴いた絶対量が少ないくせに、何を言ってるんだお前は、という感じでもあるが(汗)ご容赦ください。

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