2007/12/09

シュトックハウゼン逝去

作曲家カールハインツ・シュトックハウゼン Karlheinz Stockhausen 氏が、12/5に逝去していたそうだ。まさかそんな…ニュースを見たときは、目を疑った。

代表作「光」を始めとする数々の作品を発表し、1960年代から以降にかけて、「前衛音楽」を牽引。晩年も、創作活動は衰えることなく、「音」と呼ばれる作品を作曲していたとの事。…間違いなく、20世紀を代表する作曲家の一人である。

サクソフォン的観点から見ても、「友情に」を始めとする数々の作品提供がすぐに思い浮かぶ。今日はシュトックハウゼンとジュリアン・プティ氏のコラボレーションから生まれたサクソフォン作品集「Saxophon(Stockhausen 78)」を聴きながら、故人を偲ぶこととしよう。以前書いたアルバムの紹介記事は、こちら

…ご冥福をお祈りいたします。

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(追記)

亡くなるまで作曲していた「音」シリーズの20作目、「Edentia」は、ソプラノサクソフォンと電子音楽のための作品だそうだ。シュトックハウゼン氏としては、珍しいサクソフォンのオリジナル作品であり、一刻も早い商業用録音のリリースを望むところだ(監修下での収録が叶わなかったのは大変残念ではあるが…)。

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