2007/06/27

SaxAssault on YouTube

テスト期間中のため、お気楽YouTubeモード。先ほど一つ大物を終えたが、まだ2つほど大変なテストが控えている。

SaxAssaultをご存知だろうか。イギリスのクラシック・サックス吹き、アンディ・スコット Andy Scott氏が主宰するポップス集団。ジャズ&クラシックサックス奏者によるラージアンサンブル+ドラム+パーカッション+キーボード+ベース、という編成で、オリジナル曲やアレンジ物を中心に演奏しているのだとか。

クリス・カルドウェル Chris Caldwell氏が主宰していたロンドン・サクソフォニック London Saxophonicをやや想起させるが、ロンドン・サクソフォニックがナイマンやムーンドッグなど、限定的な領域に対する取り組みのみを行っていたのに対し、サックス・アサルトは完全にポップスの領域に踏み込んだ団体だ。ジャズ奏者が加わることでサウンドに更なるエッジを持たせ、さらにアドリブプレイを積極的に取り入れるなど、全く別の団体だと言える。

すでに2枚のアルバム「Bang!」「Sax of Gold」を発表したり、国内外でツアーを行ったりするなど、頻繁な活動を行っているそうだ。

YouTubeにアップされていたのは、プローモーション目的の2つのムービー。クラシックサックスという枠からは外れてしまうが、とてもかっこよく、かつ楽しい演奏だ。ムービーを観ていると…んん、トップの2人はアポロ・サクソフォン四重奏団のロブ・バックランド Rob Bucklandとティム・レッドパス Tim Redpathじゃないか!アンディ・スコット自身は、テナーを吹いている。

・アンディ・スコットがサックス・アサルトのために書き下ろしたオリジナル曲「Lip Service」


・こちらもアンディ・スコットのオリジナル「Sax of Gold」。ゲストにあの御大ボブ・ミンツァー氏(!)を迎えての演奏。


(追記)

公式ページでメンバー表を見つけた。
Andy Scott [asax, tsax]
John Helliwell [tsax]
Simon Willescroft [ssax, asax]
Andy Morel [bsax]
Rob Buckland [ssax]
Jim Fieldhouse [bsax, bs.sax]
Mike Hall [tsax]
Tim Redpath [sn.sax, ssax]
Jim Muirhead [asax]

Paul Kilvington [key]
Elliott Henshaw [dr]
Ollie Collins [bass]
Steve Gilbert [perc]

クラシック奏者は良く分かるが、ジャズの人は聞いたことのない名前ばかりだ。が、プロフィールを見てみると、なかなか著名な奏者のよう。例えば、Mike Hallという方は、あの王立北部音楽院のジャズ科講師なんだとか。びっくり。

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