2006/10/30

弦楽四重奏のこと少し

モルゴーア・クァルテット(弦楽四重奏団)の来年1月の定期演奏会、行ってみようかなあ。「Destruction」聴いて俄然興味が沸いていたし、場所も近い(東京文化会館)し、プログラム面白そうだし…。

1stヴァイオリンが、荒井さん、ということも興味がある。須川さんの協奏曲コンサートで、素晴らしいコンマスぶりを見たばっかりというのもポイント高し。

弦楽四重奏って、クラシックの世界では、意外なほどにマイナーな分野とのこと。クラシック・サックスの世界にばかり触れてきた自分としては、驚き。クラシックサックスというと、ピアノとのデュオ、オーケストラで協奏曲、そして何より四重奏!だからなあ。4人の吹き手が集まれば、サックスの世界では自然と四重奏を奏で始める。同じように、弦の世界でも4人の名手が集まれば、四重奏を始めるのが当然だと思うけどなあ。弦楽はあつまれば弦楽合奏ばかり。弦楽四重奏はなんでマイナーなのだろうか。

むしろ何で、サックスが四重奏ばかりをやりたがるのかと言えば、やっぱりサックスの内向的な特徴が、ポピュラリティの原因なのか。ちょっと皮肉っぽいながら面白い。音はとっても外向的なのに、みんな集まれば内向的。クラシックの世界にお仲間がいないのは今更ながら寂しいこと。

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