2006/10/31

コンクールのライヴ中継

アドルフ・サックス国際コンクールのLive観てます。

配信ビットレートは128kbps未満だが、現地の回線がずいぶんと細いのか、3分に1回落ちる。音質も画質もそんなによろしくない。まあ、こんなもんだろう。

とりあえず一番最初の2人だけ観てみたが(現在22時過ぎ)、第一印象は「課題曲、難しい!」ということ。200人以上いるような参加者の中から、20人前後に絞るんだからしょうがないか。

一次予選の課題曲であるカペレッティの「Ge(r)ms」は、その名の通り粒ぞろいの宝石のような6つ(?)の楽章からなる組曲。各楽章はそれぞれ様々な種類のテクニックを要求し、楽章ごとの演奏順番は自由のようだ。まさに宝石のように、それぞれの楽章が多彩な輝き(響き)を持っている、といった感じ。

その要求されるテクニックが、またものすごくて。アルティシモ音域で分散和音のスタッカートとか、重音(声を出しながら吹いて、ハモらせる)とか、音色の美しさがもろに露呈するバラードとか…。

素人目に見ても、「こっちの人よりこっちの人が上手い!」ってすぐ判る。改めて思うが、コンクールの世界、プロの世界って本当に厳しい。

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