2023/04/30

Linda Bangsのプライヴェート録音

リンダ・バングス Linda Bangs氏(Linda Bangs-Urbanと表記されることもある)は、長らくラッシャーサクソフォン四重奏団のバリトンサクソフォン奏者として活躍した。

ニューヨーク州タイオガ郡ウェイバリー生まれ、シガード・ラッシャーとローレンス・ワイマンに師事。ドイツ、ダルムシュタットの音楽アカデミーでサクソフォンを教えている。アメリカやヨーロッパで広く演奏活動を行い、数多くの商業用レコードに参加している。1990年、バングスはSüddeutsches Saxophon-Kammerorchester(南ドイツ室内サクソフォンオーケストラ)を設立した。

その、リンダ・バングス氏の、おそらくプライヴェート録音と思われるもので、彼女の生徒が許可を得てアップロードしたもの、といったことが情報に書いてあった。アントニオ・ヴィヴァルディの「チェロ・ソナタ第1番」。録音は2007年。バロック期の作品を頻繁に取り上げるのはラッシャー派の(ラッシャー氏の)特徴であるが、演奏スタイルも、その流れを汲むものである。



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