2020/10/23

サクソフォンでフランクを

ここ10年くらいは、サクソフォンでヴァイオリンのためのフランク「ソナタ」を取り上げる機会が増えているが、1999年リリースのTodd Oxford氏のアルバムは、ブームになるずっと以前、一つの方向性を示しているような演奏だ。丁寧に選び取った音域、深く豊かなヴィブラート、何より暖かな音色は、聴いていてとても幸せな心地になる。

併録されているバッハ「無伴奏チェロ組曲第一番」も、丁寧さが際立ち、一聴の価値あり。

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