2014/07/09

4th JML Int'l Competition: 初めて聴くロバ作品

第4回ジャン=マリー・ロンデックス国際サクソフォンコンクール The 4th Jean-Marie Londeix International Saxophone Competitionの一次予選が進行中。一次予選の選択曲割合については、今まとめている最中なのだが、無伴奏現代作品の選択曲では、クリスチャン・ロバ Christian Lauba氏の作品が大きな割合を占める。「バラフォン」「ジャングル」が多いようだが、初めて音を聴く作品があったのでご紹介しておく。

ここでご紹介するのは3曲だが、いずれもタイトルとして掲げられている音世界を無伴奏サクソフォンで見事に表現した作品ばかりだ。ロバ氏の底知れぬ才気を感じ、やはり無伴奏現代作品でロバ氏のものほどはなかなか稀であるな、と実感する。せっかくなので、日本人参加者による演奏を貼り付け。各演奏については、まだ一次予選進行中ということもあり、特定の演奏についてはノーコメント(下記に挙げた以外の演奏もできる限り聴いているが、健闘している方ばかりだと思う)。

フラメンコ Flamenco (演奏は丸場慶人氏)


カブキ Kabuki (演奏は中島諒氏)


ビバップ Bebop (演奏は松下洋氏)

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