2014/04/03

アウレリアSQメンバー変更

衝撃的。世間の動きにまったく付いて行けておらずお恥ずかしい…今の今までまったく知らなかったのだが、オランダのサクソフォン四重奏団、アウレリア・サクソフォン・カルテット Aurelia Saxophone Quartetから、結成当初からのメンバーであるソプラノのJohan van der Linden氏、バリトンのWillem van Merwijk氏が脱退したとのことだ。脱退の理由は「to steer their focus towards their increase in personal projects(個人の演奏活動に注力するため)」とのこと。代わりに、ソプラノにFemke IJlstra氏、バリトンにJuan Manuel Dominguez氏が加入した。

http://www.aureliasaxofoonkwartet.nl/?hl=1

アウレリアSQのメンバー変遷をおさらいしておこう。

1982年の結成当初は次のようなメンバー構成であった。
Johan van der Linden - Sopraansaxofoon
Andre Arends - Altsaxofoon
Arno Bornkamp - Tenorsaxofoon
Willem van Merwijk - Baritonsaxofoon

2000年にAndre Arends氏が脱退、代わりにNiels Bijl氏が加入した。
Johan van der Linden - Sopraansaxofoon
Niels Bijl - Altsaxofoon
Arno Bornkamp - Tenorsaxofoon
Willem van Merwijk - Baritonsaxofoon

それが、今回の編成替えで次のメンバー構成となる。
Femke IJlstra - Sopraansaxofoon
Niels Bijl - Altsaxofoon
Arno Bornkamp - Tenorsaxofoon
Juan Manuel Dominguez - Baritonsaxofoon

2000年のメンバー変更では、それほど方向性やレパートリーなど、大きな変化はなかったように思えるが、今回の外声の総入れ替えには驚かされた。設立当初、もしくは2000年の変更後のメンバー構成での演奏を、ライヴで聴いてみたかったものであるが、叶わぬ願いとなってしまった。たくさんのCDをレコーディングしてくれていたのは幸いではあるが…。

今後のアウレリアSQの活動がどのように続いていくか、引き続き動きを注視していきたい。

以下、各メンバー構成時の写真。

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