2014/03/09

Vienna Saxfest 2014 3/8中継を聴いた

寝坊した…起きたらなんと5:30am…。

クリスチャン・ヴィルトゥの演奏も、日下部さんの演奏も終わってしまっていた。。。そして「Hot」の途中、っていう…。

- Franco Donatoni (1927-2000)
Hot
Alvaro Collao, Tenor-, Sopraninosaxophon solo
Lars Mlekusch, Leitung
ensemble.kons.wien

この途中に起きた(夜中に目覚ましが鳴った記憶はおぼろげながらあるのだが)。最終部は大変白熱していた!

- Pierre Boulez (1925)
Dialogue de l´ombre double
Joel Diegert, Sopran-, Altsaxophon
Florian Bogner, Elektronik

かつてはヴァンサン・ダヴィッド氏くらいしか演奏できなかったこの曲も、徐々にスタンダード・レパートリーとなりつつあるなあ。Five SaxのメンバーでもあるJoel Diegert氏の演奏で、相当な高テクニック!会場で聴いたらさらに繊細なニュアンスまで感じられたことだろう。

- Hilary Tann (1947)
Shakkei: diptych for soprano saxophone and piano
I. Slow and spacious
II. Leggiero
Chien-Kwan Lin, Sopransaxophon
Pi-Lin Ni, Klavier

日本的な旋律にも題材を求めた面白い作品。チェン=クヮン・リン氏の演奏って、なかなか聴く機会がないので、貴重。キラキラとしたソプラノの音色!

- Astor Piazzolla (1921-1992)
Tango-Suite (Arr. Miha Ferk)
Trio KlaViS:
Jennifer Lippl, Violine
Miha Ferk, Saxophon
Sabina Hasanova, Klavier

暗譜!音色こそふくよかで美しいクラシカル・サクソフォン由来のものだが、たいへん情熱的な演奏、アレンジを楽しんだ。ヴァイオリン、サクソフォン、ピアノというと、バランスを取るのも難しそうに思えるが、その困難さは全く感じなかった。

- Frederic Rzewski (*1938)
Attica
Einstudierung: Lars Mlekusch
ensemble.kons.wien

いやー、まさかここで「アッティカ」を聴くことができるとは。最初こそ「?」なイメージだったが、徐々に盛り上がり曲に引き込まれてしまうのはまさにジェフスキー・マジック。

- Michael Nyman (*1944)
Shaping the Curve
Massimiliano Girardi, Sopransaxophon
Saxfest String Quartet.

- Tango Nuevo.
Astor Piazzolla (1921-1992)

I. Fugata
II. Oblivion
III. Libertango
IV. Violentango
V. Escualo

- Film Suite
arr. Joel Diegert (*1982)

- Latin American Suite
Antonio C. Jobim (1927-1994)
Girl from Ipanema
Daniel C.D Canseco (1939 – 2009)
Macondo
Champotón

- Polkissima (Italian Polka)
Fiorenzo Tassinari (1961)

FiveSax

いや、こりゃあ面白かった。本気で笑いながら見ていたのは初めてだ。さすがです、FIVE SAX。。。技術的にも高いし、全曲ギンギンの振付あるし、寸劇ありだし、いやはや。ああ、可笑しくて楽しかった。

終演は現地時間でなんと3/2の0:20。それも凄いな。。。

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