2014/02/22

Works of Richard Ingham

スコットランドのセント・アンドルーズ大学他で教鞭をとる、サクソフォン奏者・作曲家のリチャード・インガム Richard Ingham氏。これまでもブログ上でたびたび取り上げているが、彼の作品をまとめて簡単に紹介しておく。ジャズやスコットランドの伝統音楽を取り入れた音楽は、演奏しても聴いても楽しいものばかりだ。

Mrs Malcolm, Her Reel (Funky Freuchie)...(SSTB)
Scottish Saxophone Ensembleの十八番。リールのリズムをベースにし、中間部ではファンキーなアドリブソロも飛び出す。
http://youtu.be/oPoc4zjZiTU?t=2m11s

Walking the Cowgate...(SSTB)
「Mrs Malcolm, Her Reel」のコンセプトをさらに推し進めた作品で、よりアイロニーが強く、難易度も高い。中間部からのバリトン無双状態はなかなか鮮烈である。
https://soundcloud.com/largo-music/walking-the-cowgate

Traditions, Old and New...(SaxEns:SSSSAATBBs, pipes/whistle, fiddle, accordion)
2012年のWSCのために書かれた作品で、タイトルもそのWSCのコンセプトを継承している。そのタイトル通りの編成(サクソフォン+スコットランド音楽の楽器!)、前半の悠久たる大自然を思わせるドローンから、後半のリールへのなだれ込みが見事。演奏者がさりげなく豪華!Stottish SEに加え、ドゥラングル、フィリップ・ガイス、サラ・マーカム、ケネス・チェ他(敬称略)。演奏してみたいが、編成が編成だけに…

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