2013/11/12

マカリスター氏のFENAM2013リサイタル動画

つい先日…11月9日に開かれた、「Festival of New American Music 2013」というイベントでの、ティモシー・マカリスター Timothy McAllister氏の演奏を全編参照可能。なんとストリーミング中継されていたようで、その中継動画が録画として残っているのだ。

http://www.livestream.com/csusmusic/video?clipId=pla_08f20da4-84ec-437f-9baf-90180bfe1b50

Watch live streaming video from csusmusic at livestream.com

オール・アメリカンのプログラムは下記の通り(ところどころわかりませんでした)。

John Adams - Fearful Symmetries: Postmark
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William Albright - Postcard from Kansas: Welcome to Interstate-70
Stacy Garrop - Pieces of Sanity

Roshanne Etezady - Streetlegal
? - Three Scene Sketches
William Albright - Sonata

相変わらず、唖然とするほどの巧さ。いったいどんな口と頭の構造をしているのかと。なんだか同じ人間とは思えない…。

冒頭ではポストカードシリーズから4曲(真ん中の2曲は知らない作品だった…おそらくどちらかがエリオット・カーターの作品なのだが)。ステイシー・ギャロップ氏の作品は初めて聴いたが、面白い。他にもサクソフォンの作品を書いているようで、気になっている。後半では、特にサクソフォン版初演となる「Three Scene Sketches」なる作品でのプレイたるや、いったい何が起こったのかと思うほどだ(オリジナルがクラリネットの作品をそのまま吹けるんですねえ)。続くオルブライトでは、日本で聴いたあのリサイタルの衝撃を思い起こさせる。

現代サクソフォン界における最強のヴィルトゥオーゾの一人として、これからも注目していきたい。ああ、またアダムズの「シティ・ノワール」聴きたくなってきた。

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