2013/09/11

サックス&エレクトロニクスの面白い作品

「サクソフォンのエレクトロニクス作品」と一口にいってもいろいろあるが、サクソフォンにあまり触れたことのない方でも「これは面白い!」「もう一度どこかで聴いてみたい」と思ってくれる作品は何だろうか。

先日観たヴァンサン・ダヴィッド氏の動画で、屋外の音楽祭にてベリオ「セクエンツァVIIb」を演奏している様子を観て、演奏終了後の意外なほどのウケの良さに驚いたからだ。また、4月に参加したサクソフォニーフェスティバル四国のアンケート(一般のお客様多数)では、印象に残った曲として、白井奈緒美さんが演奏したJocobTVの「ガーデン・オブ・ラブ」に多くの票が集まっており、意外であった。

どちらも、もちろん演奏が凄いという理由はあるけれど、曲が本来持つパワーも重要な要素の一つだろう。エレクトロニクスと生音で楽器演奏の組み合わせ、というだけではない。その中でもいくつかの作品に絞られると思う。使われている素材、テーマ、構成、尺などによって、一聴すると難しそうな作品であっても多くの人の心の琴線に触れるものが、いくつか挙げられると思う。

ざっと思いつくものというと、こんなところだろうか。

JacobTV - The Garden of Love
JacobTV - Grab It!
Wayne Siegel - Jackdaw
Pierre Jodlowski - Mixtion
Mark Bunce - Waterwings
Terry Riley - Assassin Reverie
Will Gregory - Interferences
Kumiko Omura - La complication d'image
Michele Tadini - Buleria
Karlheintz Stochhausen/Eric Spangler - Leo

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