2013/05/06

大阪市音特別映像・宮川彬良氏エッセイ

午前は2時間ほど個人練。ピアソラとラヴェルを中心に。昼から"なにわ"会場に赴いてTsukubaSQ演奏会のチラシ挟み込み(2000部!)。まわりはTadWSとか川越奏和奏友会とかなんだか有名な団体ばかりで、TsukubaSQチラシのアンバランスさが際立ったのがなんだか面白かった。その後演奏会場となる大田区民プラザにチラシを置いてきた。

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大阪市音楽団の第105回定期演奏会で特別配布されたDVDの映像が、公式にYouTubeにアップロードされていた。資料をふんだんに使い、大阪市音の歴史、現状、今後、そして各種の素晴らしい演奏を堪能できる内容となっている。収録時間は1時間半超!最近自主運営に向けて活動を展開しているというが、その一環で制作された映像のようだ。

映像中の初演リストを眺めているとサクソフォンに関連したいくつかの曲名が流れてきた。ブールデンのコンチェルティーノの日本初演が大阪市音によって行われたとは知らなかった。ソロは長瀬敏和氏だったそうだ。また、第60回定期演奏会ではロジェ・ブートリー指揮のもと野田燎「現」を初演。しかし、吹奏楽編曲版(しかもブートリーによる編曲)があるとは初耳だったぞ!



近年大阪市音と関係を深めている、宮川彬良氏が全編にわたって登場する。映像の中で、宮川彬良氏が合奏中に発した「あなた達の音には達成感ではなく充実感がある」という言葉が妙に頭に残っている。

作曲家の発する言葉って面白いな。実は宮川彬良氏のエッセイが昔から好きで、思い出すたびに読み返しているのだが、もしご存じない方は一読のほど。以前にもブログ上でご紹介したことがある。どれも簡潔で読みやすく、不思議と魅力にあふれた文章ばかりだ。下記リンク先からEssayをクリックすると読むことができる。

http://akira-miyagawa.com/

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