2012/05/16

NML上のオススメ録音

NML上のオススメ録音について、以前ツイッター上で投稿した内容をこちらに書き写しておく。こうして見てみるとやはりツイッターって文字数が少ないのだな。かなりたくさん書いたと思ったのだが、せいぜい1日分の記事の分量だ。

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クラシック・サクソフォンに関連したNML上のアルバムに関するツイートをいくつか。最近、登録CDの総数が60000枚を超えたというが、さすがにこれだけあればサクソフォンのCDも充実しているようだ。

Etcetraレーベルから出版されていたアウレリア四重奏団のアルバム。1枚は、ラヴェル、ドビュッシー等の弦楽四重奏曲をアレンジしたもの。もう1枚はフランス産のオリジナル作品集。大胆さにおいて、これらのCDの右に出るものなし。
http://ml.naxos.jp/album/cc72331

アンドリュー・スティラーの「チェンバー・シンフォニー」といえば、日本国内では雲井雅人サックス四重奏団のアルバムが有名だが、おそらく世界初録音となったのはこちらの盤。聴き比べてみると、アプローチの違いに驚く。
http://ml.naxos.jp/album/innova516

ドイツの若手四重奏団だが、テクニックは相当なもの。演奏困難な現代作品を見通しよく演奏している。特にエルッキ=スヴェン・トゥールの「哀歌」は、サクソフォン四重奏の中で例外的なほど強いメッセージ性を持つ作品。心動かされる。
http://ml.naxos.jp/album/gen10164

聴いて楽しい!イタリアのフェデリコ・モンデルチが、オーケストラとともにDelosに吹き込んだ映画音楽集。さらに「ニューヨークからの4つの絵」も入っているが、この流れのなかで実に違和感なく収まっている。
http://ml.naxos.jp/album/de3337

クラシック・サクソフォンの限界を聴きたいならこのアルバムを。ノルウェーのヨリエン・ペッテションによる現代ソロ作品集。初めて聴いたときはあまりの強烈さに腰を抜かした。
http://ml.naxos.jp/album/ps-cd81

ラーションの「サクソフォン協奏曲」で目下気に入っているのがこのアルバム。テクニック・音色・芸術性ともすばらしい。独奏はクリステル・ヨンソン。…オクターブ下げているんですけどね(^^;
http://ml.naxos.jp/album/cap21492

ドイツのアルテ・カルテットによる、民族音楽ともジャズともロックとも区別がつかないような、面白いアルバム。この楽しさは、聴いてみなければ始まらない。
http://ml.naxos.jp/album/mar-1804

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